福岡県篠栗町で、5歳の翔士郎(しょうじろう)ちゃんに十分な食事を与えず餓死させたとして母親と知人の女が逮捕された。

【映像】発見時は平均体重の半分程度…5歳児の餓死にアーサー牧師の見解は

 母親の碇(いかり)利恵容疑者と知人の赤堀恵美子容疑者は、およそ5年前に幼稚園で知り合った“ママ友”だったという。赤堀容疑者は、碇容疑者に「夫が浮気をしている」などの嘘を言って、現金を騙し取り、「裁判に勝つためには質素な食生活を続けなくてはいけない」と一家の食事量をコントロールしていた。

 このニュースに『ABEMAヒルズ』コメンテーターのアーサー・ホーランド牧師は「本当に痛ましい事件だ」とコメント。「子には親が必要で、生徒には教師、アスリートにはコーチやトレーナーが必要であるように、人間は信頼できる友が必要。ただこの事件の“友”の関係は、共依存。もう少し物事を主観的ではなく客観的に見る心のゆとりがこの母親にあってほしかった。容疑者の両方が問題を抱えて、この悲惨な状況を招いてしまった」と嘆いた。

 篠栗町や児童相談所は、家庭訪問や面談で頻繁に接触していたが、赤堀容疑者が介入し、面会を妨害することもあったという。アーサー牧師は「“忙しい”という字は“心を亡くす”と書くが、客観的に自分をみつめる余裕やゆとりが必要。彼女(母親)にほかにも友達がいれば、当然『それおかしいよ』と言ってくれた人がいるはず。そういう人たちが周りにいないことも大きな問題だ」と投げかけた。

 死亡した三男の翔士郎ちゃんには、赤堀容疑者から長男と次男よりも少ない食事を指示されていたと見られ、発見時は平均体重の半分程度だった。具体的な事件の詳細はまだ明らかになっておらず、福岡県警は全容解明に力を注いでいる。

(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)