27日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、強制収容所に収容されたウイグル人女性が、アメリカに入国ができた際のエピソードを語った。

 この日は「中国政府による民族大虐殺 ウイグル人の証言」と題して、ゲストに日本ウイグル協会の人物を招き、中国で起きていると言われているウイグル人への弾圧について特集をした。

 番組では、奇跡的に強制収容所から出ることができ、現在アメリカで暮らしているウイグル人女性の5時間におよぶ単独インタビューに成功。女性にはパキスタン人の夫がおり、夫の父親が心臓の手術をすることから「1か月で中国に戻ること」を条件に、家族全員が一緒にパキスタンに行けることになったという。

 その後について女性は「いろいろあった」と言葉をにごしながらも、2019年4月1日にアメリカのワシントンにわたることができたと説明。「アメリカの空港に到着したときの、感動した話をしなければなりません」と続けた。

▶映像:ウイグル人女性、アメリカに入国をしたときの思い出を語る(1時間10分頃〜)

 入国審査の職員は女性とパスポートを何度も見て「あなたはウイグル人? 本当にウイグル人?」と質問してきたそう。女性が片言の英語で「私はウイグル人です」と答えると、職員は「ウェルカム トゥ アメリカ!」と女性と子どもを抱きしめて歓迎し、審査やチェックなどをすることなく通してくれたそう。

 女性はそのときの状況について「ただただ『ウェルカム! ウェルカム!』。私はこのとき初めて、なんとも言えない一息を吸うことができた。『やっと私は自由になったのだ』と思った」と振り返った。

 女性はそれからホワイトハウス、アメリカ議会、国務省、メディアなどで自身の体験を証言。「彼らが私になにをしていたのか究明してほしい、この身体を解剖してもいい。ウイグル人女性がなにをされ、どれだけ苦しんでいるのか知ってほしい、私の体がその証拠です、命がけで証明します」と訴えていることを明かした。