中国・北京に立ち並ぶ高層ビル(2020年5月23日撮影、資料写真)。(c)WANG ZHAO / AFP

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【AFP=時事】2日に発表された世界の長者番付で、資産総額10億ドル(約1070億円)以上の億万長者が中国で昨年新たに259人誕生したことが明らかになった。同国の億万長者はこれで1058人となり、世界で初めて1000人を突破した。株式市場の盛況と相次ぐ新規上場で、新型コロナウイルスの大流行がもたらした損害が相殺された格好だ。

 中国の億万長者の数は、ここ5年でほぼ倍増。世界2位の同国経済は他国との差を広げ続けており、新型ウイルスによる最悪の事態もおおむね回避して、昨年プラス成長を果たした数少ない国の一つとなった。

 経済誌「胡潤百富(Hurun Report)」が発表した世界の長者番付によると、中国から259人が新たに億万長者の仲間入りを果たした。

 中国の億万長者のトップは、建設作業員出身でボトル入り飲料水大手「農夫山泉(Nongfu Spring)」を創業し財を成した鐘●●(●はいずれも目へんに炎、Zhong Shanshan)氏。資産850億ドル(約9兆700億円)で、番付初登場ながらもアジア首位、世界でもトップ10に入る富豪となった。

 中国に続いたのは米国で、新たに70人の億万長者が生まれ、計696人となった。

 胡潤百富によると、中国は富の創出で世界をリードし続けており、過去5年間に誕生した億万長者は、米国で160人だったのに対し、中国では490人に上っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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