「彼らは皆ウソつき」活動停止発表の江蘇に所属する元イタリア代表FWエデルが不満爆発「移籍を妨げた」

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江蘇に所属していた元イタリア代表FWエデルが、突然のクラブの活動停止を受けて怒りをぶちまけた。

エデルは、エンポリやフロジノーネでプレーしたあと、サンプドリアで飛躍。2016年1月にインテルへとレンタル移籍を経験すると、同年7月には完全移籍。2018年7月から江蘇でプレーしていた。

イタリア代表にまで上り詰めたエデルは、インテルも保有する蘇寧グループの江蘇へと移籍。2020シーズンはクラブ史上初となる中国スーパーリーグ優勝を果たしていた。

しかし、クラブは2月28日に突如活動停止を発表。中国スーパーリーグの新シーズン開幕直前の発表は、大きな話題となった。

そのエデルは、今回の騒動に対してイタリア『スポーツ・イタリア』で内情を激白。クラブに騙されていたと怒りを露わにし、不満を打ち明けていた。

「蘇寧はサッカーへの投資を続けない。彼らは全てのスタッフと選手を軽蔑し、給与なしで我々を切り捨て、他のクラブでプレーすることを妨げた」

「彼らは皆ウソつきだった。僕たちは蘇寧グループのために素晴らしいことをし、中国のリーグ戦を制したけど、僕たちにふさわしい待遇とリスペクトを得ることはできなかった」

「蘇寧グループが破産した場合、僕はそれを理解する。でも彼らが僕たちに対する扱いは理解できない」

「僕たちはホテルに数カ月間閉じ込められた状態で、蘇寧の名前を世界中に広めた。でも、このような扱いを受けたんだ」

「スポーツ・ディレクターは常にウソつきであることを証明した。彼が僕たちに約束したことなど、決して尊重されない」