今年はこんな光景を見ることができるか?(写真は2019年JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)(撮影:村上航)

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今週の4日から行われる「ダイキンオーキッド・レディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。最終回となる今回は、ギャラリーはどうなる? という点についてまとめた。
いよいよ今週木曜日から国内女子ツアーが再開。シーズンが昨年から地続きになるため、賞金ランク、スタッツなどは持ち越して21年がスタートする。コロナ禍の状況で行われた20年は、大会中止が相次ぎ、開催された試合もすべて無観客開催となった。今年はツアー会場にギャラリーは戻ってくるのだろうか?
今週行われるダイキンは1日原則1000人という規制があるものの、ギャラリーを入れて開催されることが発表された。女子ツアーでは、実に19年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(名称は当時)以来となる観客の前でのプレーになるとあって、通常化に向けた大きな一歩になりそうだ。
だがもちろんコロナウイルス自体が収束したわけではなく、そこからは再び無観客開催が余儀なくされる。すでに第2戦「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」(3月12〜14日)、第3戦「Tポイント×ENEOSゴルフ」(3月19〜21日)は再びギャラリーなしで開催されることが決まっている。
第4戦の「アクサレディス」(3月26〜28日)は、現時点で「ギャラリーの皆様のご入場やチケット販売等につきましては、今後の県内の感染状況を踏まえ関係先と協議しながら慎重に判断してまいります」としているが、その後の第5戦「ヤマハレディースオープン葛城」(4月1〜4日)も無観客開催が決定済み。それでも昨年の今頃を思うと、試合開催に至っているだけ前進していることを実感する。
日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は、昨年の段階で「状況によるが、来年からは入ってもらえる方向で現在考えている」と、有観客開催へ前向きに動く意思を示していた。しかし一方で、コロナの状況と、それを伴いながらの観客動員のやり方を検討していくことは不可欠で、不透明な点が多いのが実情ともいえる。今後もガイドラインに則り主催者や地方自治体と協議のすえ決定する事案といえそうだ。
とはいえ、やはりダイキンでコースにギャラリーが戻ってくるのは明るいニュース。ちなみに、各日のチケットは発売直後に完売し、当日券もなしとその関心の高さがうかがえる。今後も人数制限ありでギャラリー入場可の大会が登場した場合には、早めのチケット入手が賢明そうだ。選手からもギャラリーの重要性を痛感したなどの声は多く聞かれるところだった。沖縄でのやり方も一つの指針に、ウイルスの状況ともども、徐々に事態が好転していくことを願いたい。
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