井上雄彦「SLAM DUNK 新装再編版 19(愛蔵版コミックス)」集英社

 バスケットボール漫画の金字塔「SLAM DUNK」が、連載終了から四半世紀近い時を経てアニメ映画化! 1月7日に作者である井上雄彦さんが「【スラムダンク】映画になります!」とツイッターに投稿し、大きな話題になりました。

「SLAM DUNK」は1990年から1996年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、テレビアニメ化もされた言わずと知れた名作です。

 赤い髪の不良、桜木花道が湘北高校でバスケットボールと出逢い、その類まれな才能を開花させていく姿を描いた成長物語である一方、ライバルの流川楓を始めとした湘北バスケ部のチームメイトや、試合相手となる強豪校の面々など、個性あふれる登場人物たちも作品の魅力。長い時を経ても色あせることなく、幅広い年代に愛され続けています。

 今回、女子SPA!編集部は37〜43歳のアラフォー女性たちにアンケート(※)。連載当時、リアルタイムで彼らの激闘に熱狂し涙していた、ザ・スラダン世代に好きなキャラクターを選出してもらいました!
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スラダンリアルタイム世代が選ぶ、好きなキャラクターは?(複数回答)

10位 赤木剛憲 6%
9位 彩子 6.5%
8位 赤木晴子 7%
7位 仙道彰 7.5%
6位 小暮公延 10%
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 10位にランクインしたのは、湘北バスケ部キャプテン・ゴリこと赤木剛憲。誰よりもバスケに熱く、まっすぐで実直なキャラクターは、アラフォー女性から見れば理想の上司ともいえるのでは。高校三年生には見えませんしね……。

 8位、9位には女性キャラが連続でランクイン。
 9位の彩子さんは湘北バスケ部のマネージャー。姐さん気質で明るい性格に、しっかり色気もあるイイ女。よくよく考えれば高校2年生なのですが、「自分もこうなりたかった!」と感じてしまう、理想の大人の女像でもある気がしますね。

 8位の赤木晴子はメイン女性キャラの面目躍如といったところ。可愛くて性格も良くて、なのに超絶ド天然。ニブいにもほどがあるだけに全く憎めない、稀有なヒロインだと思います。

 湘北高校以外のキャラで唯一ランクインを果たしたのは、7位の陵南高校のエース仙道彰。ツンツン頭がトレードマークで、いつも飄々(ひょうひょう)としていながらもその実力は県下トップクラス。現実世界にいたら、リアルに惚れてしまいそうな男という印象が今も昔も強いようですね。

 6位に食い込んできたのが、湘北高校のメガネ君こと木暮公延。決して派手ではない、特別にバスケも上手くはない、だけど湘北の全国大会出場をキメたのは彼だった――あの3ポイントシュートのゴールシーンは、もはや伝説ともいえる気がします。また、バスケ部を潰そうとやってきた三井を叱咤するシーンからも彼の芯の強さが見えて改めて震えがきました。アラフォーになってこそわかる、イイ男なのかもしれません。

◆宮城リョータがランクインしたのはギャップ萌え?

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5位 宮城リョータ 14.5%
4位 安西光義先生 16.5%
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 5位は男性人気も高い宮城リョータ。背が低いながらもその実力はお墨付き。ピアス穴を開けていて見た目はちょっとチャラいけど、湘北バスケ部を支える名PGとしての一面や片思いの相手である彩子への一途さなど、ギャップ萌えの宝庫ともいえるキャラだと思います。

 特筆すべきは試合中に彩子に見惚れるも、それがフェイントとなって繰り出される「彩ちゃんパス」!あんな風に想われてみたいというアラフォー女性の心の叫びが聞こえてくるかのようです。 4位は湘北バスケ部の顧問である安西光義先生。白髪鬼と呼ばれた名指導者だった過去を持っていますが、今はそのころの面影はない温厚篤実な好々爺(こうこうや)。それでも早い段階で桜木の才能を見出したり、流川が渡米しようとするのを「日本一の高校生になりなさい」と止めたり……。こんな恩師がいたら、自分の青春も変わっていたかもと思わされる素晴らしい先生ですよね。