エイバルとウエスカの下位対決はドロー決着…武藤は70分から出場、乾と岡崎に出番なし

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 リーガ・エスパニョーラ第25節が27日に行われ、17位エイバルと20位ウエスカが対戦した。

 エイバルのMF乾貴士とFW武藤嘉紀はベンチスタートとなり、武藤は70分から出場。乾に出番は訪れなかった。ウエスカのFW岡崎慎司もベンチスタートとなったが、出場はなかった。

 降格を争うチーム同士の一戦は、エイバルが多くのチャンスを迎える。13分、ペドロ・レオンのクロスにゴールの手前でキケ・ガルシアが反応して押し込もうとしたが、上手くミートできずに枠を捉えられない。前半アディショナルタイムにはペドロ・レオンのシュートがクロスバーに嫌われ、前半はスコアレスで折り返した。

 後半もスコアレスで推移すると、先に試合を動かしたのはウエスカだった。81分、右サイドの深い位置からパブロ・マッフェオが折り返すと、中央で上手くボールを収めたサンドロ・ラミレスが右足で突き刺した。しかし、ウエスカのリードは長く続かない。エイバルは83分、左コーナーキックからアレイクス・ガルシアが浮き球を入れると、ニアサイドに飛び込んだパパクリ・ディオプが頭で合わせてネットを揺らした。

 試合は引き分けに終わり、エイバルはリーグ戦8試合未勝利、ウエスカはリーグ戦2試合無敗となった。次節、エイバルは3月6日にアウェイでカディスと、ウエスカは同7日にホームでセルタと対戦する。

【スコア】
エイバル 1−1 ウエスカ

【得点者】
0−1 81分 サンドロ・ラミレス(ウエスカ)
1−1 83分 パパクリ・ディオプ(エイバル)