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 出会って、連絡先交換をして、LINEのやり取りを数回。相性が良さそうだなと感じたら、完ぺきなデートプランでデートに誘い、当日はスマートにエスコート。こんな男性がモテると言われていますが、実際にはどうでしょうか。

 もちろん、女性を喜ばせることができる男性はモテますが、デートに慣れてしまうことにはデメリットもあります。デート慣れしすぎている男性に対して、警戒する女性もいるのです。それはなぜなのかをご説明します。

 ​>>ちょっとおバカな男の方が女性からモテる簡単な理由<<​​​

 まず、デートに慣れると、自分の素の感情表現をしにくくなります。人は何度も同じことを経験すると、行動がパターン化します。自分がいつも使っているデートコースを使えば、自分にとっての目新しさはなく、淡々とデートをこなすだけになってしまうのです。言うなれば、デートのオートマチック化です。そんな風に本人が楽しんでいない状態では、「私と一緒じゃあそんなに楽しくないのかな」と女性を不安にさせるだけです。

 また、遊ばれているかもと思われる危険性もあります。デートに慣れているということは、それだけ場数を踏んでいるということ。女性の側も恋愛の百戦錬磨なら話は別ですが、ごく一般的な経験しか持っていなければ、あまりに上手いエスコートは不安のもとです。「もしかして、肉体関係が目的?」とか、「不倫相手を探してる?」なんて思われてしまうかもしれません。

 女性は今、この瞬間、自分だけを見てくれている相手かどうかを敏感に感じ取ります。そのためには、デートに慣れるのは逆効果。いつだって初めてのデートと同じ心持ちで挑んだ方が相手の心を惹きつけられるのです。

文/恋愛ライター・大山奏