冬の山の静謐さが伝わる「梅林富士」/写真は主催者提供

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滋賀県東近江市の東近江市近江商人博物館・中路融人記念館で「融人と山」が3月14日(日)まで開催中。

第42回日展に出品された「雪の朝」

中路融人(なかじゆうじん、1933年−2017年)は、幼少期に訪れた母の故郷である近江の風景に心惹かれ、近江を60年以上描き続けた日本画家。晩秋から早春の空気を好み、寒さ厳しい季節の近江を描いた作品からは、凛とした空気や潤いを感じる。

「融人と山」では、滋賀県最高峰の伊吹山をはじめ、富士山や月山、浅間山など各地の山々を描いた作品を展示。中路の鋭い観察眼は、厳しい冬の寒さと雪で白く染まった山容の壮大さを鑑賞者に伝える。

また、東近江市近江商人博物館では「商家に伝わるひな人形めぐり」を3月21日(日)まで開催中。江戸時代後期から昭和初期にかけてのひな人形と郷土玩具小幡人形をはじめ、各地の郷土玩具のおひなさまを一堂に展示する。

そのものの命、味わい、質感を表現することに真摯に挑戦し続けた中路の作品を「融人と山」で堪能しよう。

■新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】

屋内

【スタッフ対策】

手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客

【施設・会場内の対策】

窓口等に飛沫防止パーティション設置/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置

【来館者へのお願い】

三密回避/体調不良時の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入館制限

【その他】

来館者の連絡先記入のお願い(任意)/「もしサポ滋賀」導入のお願い

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。