Windows 10ミニTips 第592回 最新のLinuxカーネルがWindows Updateから降ってこない
「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
現在のWindows 10でLinuxを使用する場合、WSL(Windows Subsystem for Linux)とWSL 2の2種類を選択できる。MicrosoftはLinuxカーネルをWindows 10と分離し、Windows Update経由で配信する仕組みに変更している。
だが、Windows Updateの設定によってはLinuxカーネルを更新する「Windows Subsystem for Linux Update」が更新パッケージとして現れない。これは、「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」が無効になっているからだ。
Windows Subsystem for Linux Update未適用の場合、上記手順でWindows Updateから最新のLinuxカーネルが降ってくる。自分のLinux環境が使用するLinuxカーネルのバージョンは複数の方法で確認可能だ。Windows 10の操作に慣れているかたなら「設定」から、Linuxの操作に慣れているかたは「uname」コマンドを使った方が早いだろう。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。ご連絡は以下のサイト内設置したフォームからお願いいたします。https://www.cactus.ne.jp/ この著者の記事一覧はこちら
現在のWindows 10でLinuxを使用する場合、WSL(Windows Subsystem for Linux)とWSL 2の2種類を選択できる。MicrosoftはLinuxカーネルをWindows 10と分離し、Windows Update経由で配信する仕組みに変更している。
だが、Windows Updateの設定によってはLinuxカーネルを更新する「Windows Subsystem for Linux Update」が更新パッケージとして現れない。これは、「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」が無効になっているからだ。
Windows Subsystem for Linux Update未適用の場合、上記手順でWindows Updateから最新のLinuxカーネルが降ってくる。自分のLinux環境が使用するLinuxカーネルのバージョンは複数の方法で確認可能だ。Windows 10の操作に慣れているかたなら「設定」から、Linuxの操作に慣れているかたは「uname」コマンドを使った方が早いだろう。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。ご連絡は以下のサイト内設置したフォームからお願いいたします。https://www.cactus.ne.jp/ この著者の記事一覧はこちら