全国選抜高校テニス大会を支え、テニス界の未来を育むWilson【第43回全国選抜高校テニス大会】

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「第43回全国選抜高校テニス大会」のスペシャルパートナーとして大会を協賛するアメアスポーツジャパン株式会社 ウイルソンの岸野博代表取締役社長に、高校生テニスプレーヤーに対する想いを伺った。

Q:全国選抜高校テニス大会を長年ご支援いただいているが、高校生テニスプレーヤーを応援するウイルソンとしての想いは?


「この大会は弊社の事業部としても一番大切に考えている大会です。やはり高校生の時に頑張る環境を作ってあげないといけないと思っている」


「当然USオープンに繋がっている大会ではあるが、日本一を目指せることが重要な事で、この大会開催に際しては関係各位の皆様の努力に感謝すると共に、ウイルソンとしては高校生時代からキチンとした大会で実績をつけて、世界で通用する錦織圭選手のような選手がどんどん出てくることが我々の望みです」


Q:御社のお力で、今大会は個人戦優勝者にはUSオープンJr.予選のワイルドカードが進呈され、選抜から世界を目指せることがすごい魅力だと思うのですが、世界に羽ばたく選手をこの大会から育てたい思いもおありですか?


「必ず日本一の選手がこの大会から男女各1名出て、その2名はUSオープンに挑戦出来るわけですが、毎年選手たちが出発する前に声を掛けるが、”日本一には必ず誰かがなるが、そこから世界1を目指すことができるのはあなた達しかいないのだから、この環境を大事にし、良い経験をしてきてください”とお伝えしている。勝敗はあるが、世界の環境を見てきて、帰国後に”世界はこうだったんだ”と周りの選手やコーチに伝えて頂けることが、ウイルソンならではのワイルドカードだと思っているので続けていくことが信念だと思っている」


Q:今大会のベスト8の監督から希望者を募り、2名の監督を選考し、USオープン帯同監督とされておられるが、指導者の育成もお考えですか?


「我々としては、選手育成と同時に指導者の意識がとても大事で、世界に通用する選手を作っていかなくてはいけないと考えているので、そこが出来ないと世界1の選手は生まれないと思っている。世界を意識できる指導者を作るのが重要と考え、毎年監督の先生方にもUSオープンに行っていただくプログラムとしている」


Q:コロナで42回大会中止となったが、今年の43回大会の選手達に向けてコメントをいただけますか。


「プレッシャーをかけてはいけないが、今年の選手達は2年間の思いを背負うことになると思うので、2年分の想いを込めた悔いのない戦いが出来ることを願っている」


「勝っても負けても涙は流すと思うが、思いっきりやったんだと言う気持ちで終わってもらえるような試合をしてもらいたいと思う」


インタビュアー:全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー宮崎愛伎代


※写真は「第43回全国選抜高校テニス大会」スペシャルパートナーアメアスポーツジャパン株式会社 Wilson 岸野博 代表取締役社長
(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)