サウサンプトンでプレーするMF南野拓実【写真:AP】

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南野にトレード移籍の可能性も リバプールが獲得する可能性のある3選手を英紙紹介

 日本代表MF南野拓実は今冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍し、出場4試合で2ゴールを記録し、幸先の良い出だしを切っている。

 そんななか、英メディアは「タクミ・ミナミノを含めたリバプールの最新の移籍説」と取り上げ、獲得に乗り出す可能性のある3選手を挙げている。

 南野は今季リバプールで勝負の2シーズン目を迎え、プレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録したものの、それ以降はリーグ戦7試合でわずか6分間の出場にとどまり、アタッカー陣の序列で最下層にまで転落。今冬の移籍市場最終日にサウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。

 第23節ニューカッスル戦(2-3)で先発して新天地デビューを果たすと、いきなり移籍後初ゴールを決める活躍を披露。さらに、第25節チェルシー戦(1-1)でもリーグ屈指のタレント軍団から先制点を奪い、連敗記録を「6」でストップさせる活躍を披露した。

 サウサンプトンとのレンタル契約は今季限りまでとなっているなか、英地元紙「リバプール・エコー」は「タクミ・ミナミノを含めたリバプールの最新の移籍説」と取り上げ、リバプールが獲得に関心を示す3選手を紹介。そのうちの1人がセビージャのアルゼンチン代表FWルーカス・オカンポスで、以前から噂されている南野とのトレード移籍について触れている。

 記事では、「オカンポスの移籍金は5600万ポンド(約84億円)に設定されているが、ミナミノの譲渡で値下げをすることができる」と、セビージャからの関心を取り沙汰されている南野がトレード要員となる可能性を指摘。また、フィオレンティーナのセルビア代表DFニコラ・ミレンコビッチ、ニームのノルウェー代表DFビルガー・メリングへの打診も取り上げている。

 リバプールは崩壊状態にある守備陣のテコ入れが不可避であるとともに、前線の得点力不足も深刻。攻撃力に秀でたオカンポスの獲得が実現可能となれば、リバプールがトレード移籍に踏み切る可能性もゼロではないかもしれない。(Football ZONE web編集部)