エドガー・ライト監督 Photo by David M. Benett/Dave Benett/WireImage/Getty Images

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 米パラマウント・ピクチャーズが、スティーブン・キングの小説「バトルランナー」をエドガー・ライト監督のメガホンで再映画化することが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。

 原作となるのは、1982年にキングがリチャード・バックマン名義で発表したSFサスペンス小説。全体主義国家と化した21世紀の架空のアメリカを舞台に、生活苦を脱すべく視聴率No.1の殺人ゲームショー「ランニング・マン」に出演した男による文字通り命がけの逃亡劇を描いている。同著は、1987年にポール・マイケル・グレイザー監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で「バトルランナー」の邦題で映画化されているが、ライト監督版は同映画とは大きく異なり、より原作に忠実な内容になるようだ。

 ライト監督とマイケル・バコール(「21ジャンプストリート」「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」)による原案をもとに、バコールが脚本を執筆。「X-MEN」シリーズのサイモン・キンバーグが、自身の製作会社ジャンル・フィルムズを通じてオードリー・チョン、ニラ・パークとともにプロデュースにあたる。

 キンバーグは、パラマウント映画製作部門のトップを務めるエマ・ワッツに企画を持ちかけたのち、大ファンであるライト監督を「口説き落とした」という。ライト監督も、以前からリメイクしてみたい1本として「バトルランナー」を度々挙げており、ラッキーな偶然が重なって実現にこぎ着ける結果となったようだ。

 ライト監督は、最新作となるドキュメンタリー映画「The Sparks Brothers(原題)」が、先ごろバーチャル形式で行われたサンダンス映画祭でプレミア上映され絶賛を浴びたほか、脚本、監督を務めた心理スリラー「Last Night in Soho(原題)」が春に公開を控えている。さらに、作家エイドリアン・マッキンティのベストセラー小説「ザ・チェーン 連鎖誘拐」を映画化する「The Chain(原題)」、ならびに大ヒット作「ベイビー・ドライバー」の続編でメガホンをとることが決定している。