ジャニーズ事務所(C)日刊ゲンダイ

写真拡大 (全2枚)

 旧態依然とした封建主義が色濃く残る芸能界だが、時代は確実に動いている。一部で報じられたKinKi Kidsの堂本剛(41)のジャニーズ事務所退所説の波紋が広がっている。すぐさま女性誌のネット版などで“追っかけ”報道もあったが、堂本剛が今年6月の契約更新のタイミングで事務所を出て独立するのでは、というのである。

CMや配信で復活の兆しも…「のん」が干された決定的な理由

 相方の堂本光一(42)はステージに注力、剛は歌唱力の評価が高く、方向性の違いから不仲説が度々浮上。剛は12月の「AERA」のインタビューで「どういう形であれ、KinKi Kidsは、ずっと続けられたらいいなと思っている」と語っており、退所後もユニット名は存続するとみられている。

大きかった公取のSMAPへの言及

 古くは“新・加勢大周”騒動や15年の能年玲奈「のん改名騒動」、16年のSMAP解散騒動のように、所属事務所を飛び出したタレントはその後、旧芸名、グループ名を使用できないなど、芸能界にはこうした不文律がまかり通っていた。ところが最近では、先月独立したキングコングの西野亮廣(40)のように吉本興業を退所したものの、相方の梶原雄太(40)は吉本に残留したままでコンビ活動は継続する例も。オリエンタルラジオの2人も「事務所は辞めたもののコンビ活動は継続する」というこれまでにはないパターンが増えつつある。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「公正取引委員会の元SMAPへの言及が大きかったのは事実ですが、メディアの多様化、SNSの活性化がコンビ活動の継続を促進させました。事務所の制約を受けることもないし、テレビに出演できなくても活動の場はいくらでもあるからです。今は事務所側もタレントも揉めるより“円満退社”のほうがテレビ局やスポンサーの印象も良く、実益面でもプラスになる。グループ活動を存続させれば、周年記念の再結成ビジネス、旧所属事務所への出戻りの可能性も残せます」 一世を風靡したグループ名や芸名は双方にとって貴重な財産。事務所の敷居を一歩でも出たら“敵”という時代ではないようだ。