三鷹駅の中央線上りホームに開設するシェアオフィスのイメージ

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 JR東日本は今月25日から3月25日にかけて、中央線快速の西国分寺駅と三鷹駅のホーム上にシェアオフィスを3カ所開設する。完全個室や半個室を備えるなどニューノーマル時代の働き方に対応しており、ネット民からは「外回りの多い人にはメリット」「遅延した時とか使える」「駅でひと仕事…なんて人いるのかな?」といった声が上がっている。

 同社によると、25日に西国分寺駅の中央線下りホームで「STATION DESK 西国分寺」を、3月25日には三鷹駅の中央線上りホームと下りホームに「STATION DESK 三鷹」をオープンする予定。ウェブ会議にも活用できる完全個室の「キューブ」と、パーテーションで仕切った「シェルター」からなり、営業時間は午前7時30分から午後9時まで。個人・法人利用ともに会員登録が必要で、料金は15分250円(税抜き)となる。

 ネットのコメント欄などには「移動中に急きょ作業しなくちゃいけないときに便利ですね」「電車遅延した時とかは使えるかもね」などと歓迎するコメントが多数。多くのユーザーが、「コロナ禍で数は減ってると思うが、外回りの多い人にはメリットある。そこらのカフェでWeb会議できるわけじゃないし。東京の外出先で人の来ない場所を見つけるのはかなり大変」「外回りしていてPC開きたい時は、マクドナルドかスタバかマンガ喫茶ぐらいしかなく、カフェやマクドナルドだとにぎやかすぎて集中できないし、逆に静かなカフェでは長居すると迷惑。マンガ喫茶は登録が必要で面倒。そうなると、オフィス業務に特化した一時的な【貸しスペース】は有難い」などと、実体験をもとに肯定的な意見を書き込んでいる。

 立地についても「西国分寺と三鷹なのが意外にポイントなのかもね。三鷹や西国分寺から武蔵野線の辺りは結構大手企業等があってビジネスマンの行き来が多い場所だし、訪問に行ってその後すぐ会議なんて事も可能。コロナ禍関係無く意外に需要あるかもね」との意見や、「JRからしたらテナント借りるわけでもないので、まずは試しでやれることはやってみようってことでしょ」と駅のスペースを活用するメリットを挙げる人もいる。

 その一方で、「なんでわざわざ混雑する駅のホームに作ったんだ? ホームまで行くならそこから電車に乗って会社に行って仕事した方が効率がいいわ」「普通家で仕事するか、会社まで行くかのどっちかでしょ? 電車が来るまで、駅でひと仕事…なんて人いるのかな?」「ホームにオフィスがあると電車に乗る必要ないと思う」「ホームには邪魔過ぎる」などと、設置場所に疑問を抱くユーザーも多数。出先での仕事環境が整うことで「便利なのは良いけど、さらに仕事に追われるんだろうなぁ」「テレワークの普及に賛成ではあるが、些細な事で会議を求められる事も増えた。どこでもすぐに会議ができるという状況が、長時間労働に繋がらない事を願いたい」などと危惧するコメントも見受けられた。

 ほかにも「どうせならトイレ作ってくれよ」「ホーム上の貴重なそういったスペースがあるなら、できるだけ冷暖房完備の待合所だったり、乳幼児や障碍者用の多目的室だったりが欲しい気がする。でも、面白いアイデアだとは思う」と提案するユーザーや、「これ、多目的な使われ方されないか心配だ」「多目的不倫にも使用されるかな?」と“休憩室”として誤用されることを心配する声も聞かれた。

 JR東ではコロナ禍における「新しい働き方」へのニーズに対応するため、2023年までに駅ナカやホテル、カフェなど約1000カ所で多様なワークスペースの提供を目指している。