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 新型コロナウイルス拡大により授賞式の開催が3月14日に延期された、米の音楽賞「第63回グラミー賞」だが、最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ/デュオ部門)賞に日本でも人気の韓国の音楽グループ・BTSがノミネートされている。

 「ほかにノミネートされているのは、レディー・ガガ&アリアナ・グランデ、テイラー・スウィフトfeat.ボン・イヴェールら世界的なアーティストたちばかり。それでも、もし、受賞することになればファンが多い日本でも大フィーバーになりそうです」(音楽業界関係者)

 コロナの影響で、なかなか来日してのイベントや公演はかなわないが、そのことが逆にファンの飢餓感をあおりまくっているというのだ。

 「昨年8月に発売された写真集は予約開始と同時に専用サイトがパンクするほど。今月下旬には受注生産の写真集が発売予定だが、あまりの人気ぶりに予約は昨年末の時点で締め切られるほどだった」(出版業界関係者)

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 BTSは今後も日本の市場を席巻しそうな勢いだが、その勢いを見過ごしておけない状況に追い込まれてしまったのがジャニーズ事務所だというのだ。

 「昨年いっぱいで看板グループの嵐が活動を休止し、今後、大幅な減収となることが予想されている。あまりのパフォーマンスのレベルの違いに、BTSにくら替えしたジャニーズのファンも多く、どうやってBTSの勢いを食い止めるかが今後の課題」(芸能記者)

 そこで、各出版社に対してあるお達しを出したようだ。

 「ジャニーズは各出版社に各グループのカレンダー販売利権を分散させているので立場が強い。そこで、今後、あまりBTSのヨイショ記事や、BTS関係のコンテンツを扱わないようにお達し。場合によっては、カレンダーを引き揚げることもちらつかせたようだ」(先の出版関係者)

 各出版社がどう対応するのかが注目される。