南沙良

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女優の南沙良が13日(土)、日本発「Netflix映画」の2021年第1弾作品『彼女』に出演することが発表された。

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映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビューを果たした南沙良。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、演技力が高く評価された。その後も、数々のドラマで主演を務め、2月6日(土)放送スタートの土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)、3月5日(金)公開の映画『太陽は動かない』、4月2日(金)全国公開の映画『ゾッキ』に出演。2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)への出演も控える。

Netflix映画『彼女』の原作は、女性2人の極限の愛憎を描いた、中村珍の『羣青』(小学館IKKIコミックス)。同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵。高校時代から七恵に恋をしていたレイは、彼女のために夫を殺害する。自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱く七恵と、そんな彼女を生かすため、すべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながら、絡み合わない想いをぶつけあう、レイと七恵。正しいことも悪いことも、愛も憎しみも限界を超えた彼女たちの逃避行が描かれる。

メガホンをとるのは『ヴァイブレータ』(2003)、『軽蔑』(2011)、『彼女の人生は間違いじゃない』(2017)、『ここは退屈迎えに来て』(2018)など、孤独を感じている人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木隆一監督。自由気ままに見えて、実は同性愛者であることを家族に言えず生きづらさを感じている永澤レイを水原希子、父に続き夫からもDVを受けて人生に絶望している篠田七恵をさとうほなみが演じる。

南沙良の役柄はまだ発表されていないが、先の無い逃避行を続ける2人にどのように絡んでくるのか。日本の美しい景色を背景に、観る者に「愛」の本質を問うロードムービーに期待が高まる。

「人を愛すること」「愛する人を守ること」の限界を描く、Netflix映画『彼女』は、2021年4月15日より、Netflixにて全世界同時配信される。

▽Netflix映画『彼女』
監督:廣木隆一
原作:中村珍「羣青」(小学館IKKIコミックス)
脚本:吉川菜美
出演:水原希子、さとうほなみ、新納慎也、田中俊介、鳥丸せつこ、南 沙良/鈴木 杏、田中哲司/真木よう子
テーマ曲:細野晴臣
音楽:森山公稀(odol)
エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆(Netflix コンテンツ・アクイジション部門ディレクター)
プロデューサー:梅川治男
企画・制作プロダクション:ステューディオスリー
配信:2021年4月15日、Netflixにて全世界同時独占配信

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