どんなに気が合うパートナーであっても、どんなに長年連れ添った夫婦であっても、相手の気持ちをすべて理解することって難しいもの。でもやっぱり相手がどんなことを思っているのか、本音を知りたいものですよね。

今回はワタベウェディング株式会社が20〜59歳の既婚男女400名に行った調査をもとに、「相手にしてもらって嬉しいと感じること」と「相手にもっとしてもらいたいこと」をまとめてみました。すると予想以上に男女で違いがあり、そこから夫婦円満の秘訣が見えてきました。既婚者の人はもちろん、今後結婚をしたいと思っている人も将来の参考にしてみてくださいね!

男性は「料理をしてくれる」、女性は「話を聞いてくれる」ことがうれしい!

普段、配偶者にしてもらって嬉しいと感じていることを複数回答で尋ねてみると、最も多かったのは「話を聞いてくれる」で44.8%。次いで「料理をしてくれる」「一人の時間を持たせてくれる」「褒めてくれる」と続きました。ちなみにこれを男女別に見ると、男性の回答で最も多かったのは「料理をしてくれる」で49.5%。次いで、「話を聞いてくれる」が34.5%、「応援をしてくれる」が28.5%でした。

一方、女性の回答で最も多かったのは、「話を聞いてくれる」で55.0%。2位は「一人の時間を持たせてくれる」と「褒めてくれる」で38.0%でした。また男性には少なかった「記念日や誕生日を祝ってくれる」をあげる人も約3人に1人いることがわかりました。

男女ともにお互いのありがたさを感じるのは、自分の支えになってくれた時。精神的な支えになってくれた時はもちろん、家事や育児をサポートしてくれたり、旅行やイベントを一緒に楽しんでくれることもポイントのようです。では、 配偶者にもう少しやってもらいたいと思っていることは何なのでしょう。

夫婦円満の秘訣は、お互いの話をよく聞き、感謝を伝えあうこと。

もっとしてほしいこと、男性は「一人の時間を持たせてくれる」、女性は「掃除をしてくれる」

配偶者に求めることを複数回答で尋ねてみると、最も多かったのは「一人の時間を持たせてくれる」で22.8%、次いで「掃除をしてくれる」「褒めてくれる」と続きました。これを男女別に見てみると、男性は「一人の時間を持たせてくれる」が最も多く23.0%、次いで「話を聞いてくれる」「褒めてくれる」と続きました。一方女性は、家事分担を望む人の声が多く、「掃除をしてくれる」(28.0%)が1位。次いで「褒めてくれる」、「一人の時間を持たせてくれる」と続きました。

ケンカ仲直り法、1位「きちんと話し合う」2位「冷却時間を置く」

コロナ禍で家にいる時間が増え、夫婦で過ごす時間が増えている家庭が多い中、ケンカが増えたという声もちらほら。そこで「ケンカしたときの仲直り方法」についても質問をしてみました。最も多かった回答は、「きちんと話し合う」で27.8%、2位は「冷却時間を置く」で22.5%という結果に。

ちなみに男女別に見ても、上位2つの方法は変わらずランクイン。男性は「すぐ謝る」も2位に入り、3位には「ケンカ自体することはない」(18.0%)があがりました。一方女性の3位は「寝たら忘れるようにする」(21.0%)。こうしてみると、男性は比較的相手の出方なども見ながら解決していくのに対し、女性は自己解決をするタイプが多いのかもしれません。

最後に夫婦ともに在宅勤務になった人たちに、夫婦円満の秘訣を聞いてみると、「仕事部屋を別々にする」「なるべく音を立てないようにする」「子供を交代で世話する」「話しかけないようにする」「ご飯は自分で準備する」「スケジュールを共有する」といった工夫をしていることが判明。一緒に過ごす時間が増えた分、お互いに前以上に気遣うことを心がけているようです。

もうすぐバレンタイン。日頃感謝の気持ちが伝えられていない人は、これを機に相手への感謝を伝えてみてもいいかもしれませんね!