コスティッチ(10番)の働きは言わずもがな、鎌田も2ゴールに絡む活躍で勝利に貢献。(C)Getty Images

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 現地時間2月7日、ブンデスリーガ第20節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、アウェーでホッフェンハイムと対戦した。

 長谷部はボランチ、鎌田は2シャドーの一角で先発。15分、日本人ふたりのコンビネーションから先制点が生まれる。

 長谷部が中盤で競り合ったボールを鎌田が素早く前線に展開し、ユネスにパス。間髪入れずに走り込んだコスティッチがこれを受け、角度のないところからゴールに蹴り込んだ。

 前半を1点リードで折り返したフランクフルトだが、後半開始早々の47分にホッフェンハイムのイラス・ベブにゴールを許し、1-1とされる。

 だが、好調なフランクフルトはこれで終わらない。62分、FKを獲得すると、コスティッチのクロスにエヌディカが頭で合わせ、2-1と勝ち越しに成功する。

 さらに64分、自陣右サイドから鎌田が左サイドにロングパスを送り、これを受けたコスティッチがゴール前にクロス。FWアンドレ・シウバが頭で合わせ、リードを広げた。

 ローデと交代して73分にピッチを去った長谷部は、中盤での巧みなポジション取りやコーチングでホッフェンハイムの攻撃陣を自由にさせなかった。

 また、2ゴールに関与した鎌田は81分に再びカウンターからコスティッチ、A・シウバ、途中出場のヨビッチが絡む好機を創出するも、これはゴールには結びつかず。84分にベンチに下がった。

 試合はこのまま3-1でフランクフルトが勝利。これで9試合負け無しで4位を維持している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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