大坂なおみ「些細なケガがあり全豪が近いので」。前哨戦の準決勝棄権を発表

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6日、WTA(女子テニス協会)はTwitterで、大坂なおみ(日本/日清食品)が「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」準決勝を棄権することを発表した。

WTAによると、大坂は「テニスオーストラリアやファンの皆さんには、本日棄権しなければならなくなり申し訳ありません」とコメント。


そして「些細なケガがあり、全豪を間近に控えていることから慎重になる必要があります。来週の試合を楽しみにしています」と、8日開幕の「全豪オープン」へ向けて大事を取ったことを説明している。


なお大坂の試合前棄権により、対戦予定だった第7シードの世界20位エリース・メルテンス(ベルギー)が決勝へと駒を進める。


一方、大坂の次戦「全豪オープン」1回戦は世界39位アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)との対戦が決定している。


そのことについて「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」準々決勝後の記者会見で、大坂は「最初の対戦相手がパブリウチェンコワなのは知っています。ドローの全体を見たわけではなく、予想された私のドローを見ました」と話し、「私はちょっとワクワクしています。特にグランドスラムではタフな選手と対戦するのが好きなんです」と意気込んだ。


「全豪オープン」で2年ぶりの優勝を目指す大坂。しっかりと身体の状態を整え、また素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「WTA500 メルボルン」での大坂なおみ
(Photo by Jack Thomas/Getty Images)