大坂なおみ 森喜朗氏の発言について「その質問が来るかもしれないと言われた」

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5日、「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」女子シングルスで準決勝に進出した大坂なおみ(日本/日清食品)。試合後の記者会見で、準々決勝を振り返った。

準々決勝で世界79位イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を7-5、6-1で下した大坂。記者会見で「彼女と対戦したことがなかったので、彼女のことを理解しようとするのがとても楽しかったです」と話した。


「試合を重ねるごとに、どんどん良くなってきている気がします。まだここにいられることを嬉しく思っています」


準々決勝を勝利した大坂は、準決勝で第7シードの世界20位エリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。


一方この記者会見のなかで、大坂は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長に関する質問を受ける場面も。


森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などとした発言をし、その後4日に撤回・謝罪をした問題。これに関連して、大坂は記者から「森喜朗氏の女性に対するコメントを聞いて、残念に思いましたか?」と聞かれると、「正直なところ、そのことについてちゃんと読んでいないんです」と答えた。


「そういった質問が来るかもしれないということは、言われていました。でも実際に読んではいません。今夜読むと思うので、もし明日もここにいらっしゃったら同じ質問をされてみてもいいかもしれません」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「WTA500 メルボルン」での大坂なおみ
(Photo by Jack Thomas/Getty Images)