1月31日は愛妻の日。それにちなんでワタベウェディング株式会社が20〜59歳の既婚男女400名に「夫婦の絆に関するアンケート」を実施。そこからみんなの「夫婦円満のコツ」が見えてきました。しかも今回は一般論だけではなく、みんなのオリジナル「自分たちだけの夫婦のルール」も公開。コロナ禍での夫婦円満のコツ、エピソードも教えてもらいました。

夫婦円満の秘訣1位「感謝を伝える」、2位「会話の時間を持つ」

「夫婦円満の秘訣は何だと思うか」という質問に対し、選択肢の中から重要な順に3つまで選んでもらったとき、「1番目に重要」の中で最も多かったのは「感謝を伝える」で30.8%、2位は 「会話の時間を持つ」 (27.0%)、3位は「干渉しすぎない」(18.5%)でした。

また、「2番目に重要」な秘訣として最も多かったのは「会話の時間を持つ」で24.3%、「3番目に重要」で最も多かったのは「干渉しすぎない」で21.5%、つまり「感謝を伝える」「会話の時間を待つ」「干渉しすぎない」というのは、夫婦円満に必要な3大要素であることが明らかになったのです。そのほか「一緒に食事をする」も上位にランクイン。意見が分かれたのは、「記念日を祝う」「旅行をする」「共通の趣味を持つ」などでした。

以上で紹介したアンケート結果は、夫婦円満のための一般的な基本ルール。でも実は夫婦の間にはこれだけではなく、夫婦独自のルールが存在している家庭が多いようです。そこで自分たちだけのルールがあるという人に、そのルールを教えてもらいました。

相手への感謝の気持ち…コロナ禍で気づいた人も多いのでは?

夫婦円満のために独自のルールを決めている人が多い

アンケートで夫婦独自のルールを尋ねたところ、「一人の時間を尊重すること」や「感謝の気持ちを表すこと」など、コミュニケーション方法に関する回答が多数集まりました。

■夫婦円満のための、自分たちだけの夫婦のルールはどんなことですか?(自由回答)

・お互い趣味の時間を尊重する。
・そっとしてほしいときは自己申告する。
・お互いストレスがたまらないように、自分の時間を作る。休みの日でも、必要があればそうする。
・1人で解決できることは1人で解決すること。頼りすぎない。
・1日5分必ず話をする。
・思った事は溜めずにその時に相手に伝える、そして伝えた後はその事を引きずらない。
・きつくならないように、言い方に気をつける。
・喧嘩しても否定しないで、なるべく理解しようとつとめている。
・どんなに疲れたていたりしても夕飯はなるべく二人で一緒に食べるようにしている。
・毎週土曜日は二人でお酒を飲む。
・妻の誕生日とクリスマスには、必ずプレゼントを渡して、日頃の感謝を伝える。
・感謝の言葉は必ず言う。
・得手不得手をお互いに理解して助け合う。

ちなみにこのルール、結婚時に決めたという人もいれば、夫婦生活を続けるうちに自然と暗黙のルールとして存在するようになったという人もいるようです。

コロナ禍で家族や夫婦のありがたみを感じた人は全体で7割以上

新型コロナウイルス感染拡大後、私たちの生活は激変。改めて人とのつながりの大切さに気付き、特に夫婦や家族のありがたみを感じた人が多かったはずです。そこでアンケートで改めて「夫婦や家族のありがたみを感じたか」を尋ねたところ、全体の7割以上が「はい」と回答していることがわかりました。

そして家族や夫婦のありがたみを感じたエピソードを集めたところ・・・

・一緒に過ごす時間が長くなり、1人じゃないと改めて感じた。
・在宅勤務続きでストレスがたまっていたとき、一緒の食事で、絆が深まった。
・家で過ごすことが増えて、笑い合うことが増えた。
・夫が子どもを連れ出して自分の負担を減らしてくれた。
・お互いを思いやる場面が多くなった。
・感染しないように外出を控えたり、家族一丸となって取り組んだ。
・病気になったとき、黙ってそばにいて支えてくれた。
・今まで外食が多かったが妻の手料理の美味しさを改めて実感した。

こうしてみると、ステイホーム生活で一緒にいる時間が増えた分、お互いを思いやる時間が増え、改めて相手の大切さに気付いたという夫婦も多かったようです。

一方で、中には今、夫婦仲や家族関係に問題を抱えている人がいるかもしれません。そんな人達は、改めてこのアンケートをもとに、夫婦円満のコツやルールを見直してみてください。何か解決のヒントが見つかるかもしれませんよ。