【速報】錦織、約4ヶ月ぶりの復帰戦は黒星。メドベージェフに敗れる
男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2日〜2月6日/ハードコート)の大会2日目。グループDの日本対ロシアの第2試合シングルスで、世界41位の錦織圭(日本/日清食品)が世界4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。約4ヶ月ぶりの復帰戦となった錦織は2-6、4-6で敗れた。
第2セットも錦織のサービスゲームから。第1セットを2-6で落とした錦織だが、なんとか切り替えていく。第3ゲームはラブゲームでキープし、第5ゲームでは見事なダウン・ザ・ラインを決め、会場を沸かせた。
第1セットとはうって変わってお互いにブレークポイントを握ることなく、拮抗した展開が続いた。
そしてゲームカウント4-4で迎えた第9ゲーム、デュースの末についにブレークポイントを握られた錦織。これをしのぎきることができず、終盤に来て1ブレークダウンとされた。
ブレークされた直後の第10ゲームがメドベージェフのサービング・フォー・ザ・マッチに。錦織は粘るもチャンスは作れず敗れた。
試合には敗れてしまったものの、約4ヶ月ぶりの公式戦、そして2週間の完全隔離明けとしては素晴らしい動きを見せた錦織。「全豪オープン」での活躍が楽しみになる一戦となった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATPカップ」での錦織
(Photo by Jack Thomas/Getty Images)