『花束みたいな恋をした』 ©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

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全国映画動員ランキング発表!(1/30-1/31)

興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。先週のTOP3『鬼滅の刃』『銀魂』『えんとつ町のプペル』は何位になったのでしょうか?

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新作では菅田将暉、有村架純が主演を務めたラブストーリーや、綾野剛と舘ひろしが共演した話題作などがランクインしました。

10位『新解釈・三國志』

『新解釈・三國志』は先週6位から10位に。

公開8週目に入り、累計は動員282万人、興収38億円を突破しました。

福田雄一が脚本・監督を務める本作には、主演の大泉洋をはじめ、賀来賢人、橋本環奈、ムロツヨシら福田組オールスターキャストが集結。さらにストーリーテラーとして作品を盛り上げる語り部役に西田敏行。主題歌は福山雅治が担当しています。

今から1800年前、中国統一に燃える魏・蜀・呉の三国が戦いを繰り広げていた。怯える民のために立ち上がったのは、のちに英雄と讃えられる蜀の劉備。彼は呉と手を組み、3万の軍を率いて圧倒的な兵力差のある80万の魏軍と“赤壁の戦い”を繰り広げる。

9位『さんかく窓の外側は夜』

岡田将生と志尊淳がダブル主演を務める“除霊ミステリー”は、先週4位から9位に。

原作は、累計発行部数130万部を超えるヤマシタトモコによる同名ベストセラーコミック。霊が「祓える男」と「視える男」が“除霊”という特殊能力を使って怪奇事件に挑む除霊ミステリーです。

岡田将生、志尊淳が主演を務めるほか、物語の鍵を握るヒロインを平手友梨奈が演じます。監督は、初長編監督作『おじいちゃん、死んじゃったって。』で高評価を得た森ガキ侑大監督。

幽霊が見える特異体質に悩まされていた、書店員の康介。そんな彼に、除霊師の理人が声をかけ、ふたりはコンビを組んで除霊作業の仕事をすることになる。やがて知り合いの刑事から相談を受け、ふたりは連続殺人事件の調査に乗り出すことになっていくのだが……

8位『約束のネバーランド』

白井カイウと出水ぽすかによる人気コミックスを実写化した“異色”脱獄ファンタジーは、先週7位から8位に。

公開7週目に入り、累計は動員140万人、興収18億円を突破しています。

浜辺美波が主役のエマを演じるほか、『万引き家族』の城桧吏、『仮面ライダージオウ』の板垣李光人、北川景子らが共演。監督は『記憶屋 あなたを忘れない』の平川雄一朗。

孤児院グレイス=フィールドハウスで暮らす子供たちは、母親代わりのイザベラの元、幸せな日々を過ごしていた。孤児のエマ、レイ、ノーマンも里親に引きとられる日を夢見ていた。そんなある日、エマとノーマンは孤児院に隠された秘密を知り……

7位『劇場版ポケットモンスター ココ』

公開6週目の『劇場版ポケットモンスター ココ』は、先週5位から7位に。

ポケモン映画23作目となる本作では、上白石萌歌が演じるポケモンに育てられた少年・ココと、中村勘九郎が演じるココを育てた幻のポケモン・ザルードの親子愛が描かれます。監督は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手がけた矢嶋哲生。

人里から遠く離れたジャングルの奥地にあるオコヤの森。ポケモンの楽園であるこの森で、少年のココは、幻のポケモンのザルードにポケモンとして育てられてきた。自分のことをポケモンであると信じて疑わないココだが、人間のサトシと、ピカチュウに出会い……

6位『名も無き世界のエンドロール』

岩田剛典と新田真剣佑が共演したサスペンス・エンターテインメントは初登場6位に。

第25回小説すばる新人賞を受賞した、行成薫の同名小説を『累‐かさね‐』の佐藤祐市監督が映画化。表社会と裏社会でそれぞれ成り上がった親友同士のふたりが巻き起こす、日本中を巻き込んだ壮大な計画がスリリングに描かれます。

問題のある家庭で育ったキダとマコト。同じ寂しさを抱えるふたりは、これまた同じような境遇にいる転校生のヨッチとともに、少年期から成人になるまで互いを支え合いながら生きてきた。だが20歳を迎えた時、ヨッチがふたりの前から突然姿を消してしまい……

5位『ヤクザと家族 The Family』

綾野剛と舘ひろしが共演した異色のヤクザ映画は初登場5位に。

『新聞記者』の藤井道人監督が脚本も手がけ、1999年、05年、19年という3つの時代を背景に、ヤクザとして生きた男の姿を描く社会派ヒューマン・ストーリーです。

父親を覚せい剤で失い、身寄りもなく落ちぶれた生活を送っていた山本賢治。彼はある時、柴咲組組長の柴咲博を危機から救ったことで、ヤクザの世界へと足を踏み入れる。柴咲と父子の契りを交わした山本は、短気ながらも持ち前の男気で裏社会を渡り歩いていく。

4位『映画 えんとつ町のプペル』

公開6週目の『映画 えんとつ町のプペル』は、先週3位から4位に。累計では興収17億円を突破しました。

キングコングの西野亮廣が手がけた同名ベストセラー絵本を、西野自らが製作総指揮・脚本を手がけてアニメ映画化した本作。監督は廣田裕介、制作はSTUDIO4℃です。声の出演は窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子ら。

煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、“星”の存在を信じる少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描きます。

煙突だらけの“えんとつ町”では、街中のそこかしこから煙が上がっていて、空は黒い煙に満ちている。 親を亡くした少年ルビッチをはじめ、住民たちは青い空も、輝く星も知らなかった。ハロウィンの夜、そんなルビッチのもとにゴミ人間のプペルが姿を現した。

3位『銀魂 THE FINAL』

『銀魂 THE FINAL』は公開4週目の累計が興収12億円を突破です。

原作者の空知英秋の全面協力のもと2019年に終了した連載最終話をベースに、銀時たちと最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘が描かれます。

監督・脚本はTVシリーズの監督も手掛けてきた宮脇千鶴が務めています。声の出演は杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ほか。

地球滅亡のカウントダウンが迫る中、銀時と高杉、桂の前にかつての師匠・吉田松陽の虚が立ちはだかる。彼は、長い年月をかけて生まれ変わりを繰り返した化け物だった。苦戦する銀時たちを支援するため、新八や神楽、さらに真選組やライバルたちが駆けつける。

2位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

公開16週目の『鬼滅の刃』は、土日2日間で動員10万5000人、興収1億6900万円をあげて2位に。

累計は動員2688万人、興収368億円を突破しました。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

1位『花束みたいな恋をした』

菅田将暉、有村架純ダブル主演のラブストーリーは初登場1位に。

土日2日間で動員13万3000人、興収1億9100万円を記録。初日から3日間の累計は、動員18万4000人、興収2億6000万円を超える好スタートを切りました。

脚本は『カルテット』などこれまで数多くのヒットドラマを手がけてきた坂元裕二、監督は『罪の声』『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督。

同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 1/30-1/31)

1位『花束みたいな恋をした』
2位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
3位『銀魂 THE FINAL』
4位『映画 えんとつ町のプペル』
5位『ヤクザと家族 The Family』
6位『名も無き世界のエンドロール』
7位『劇場版ポケットモンスター ココ』
8位『約束のネバーランド』
9位『さんかく窓の外側は夜』
10位『新解釈・三國志』

今週末は『哀愁しんでれら』『イルミナティ 世界を操る闇の秘密結社』『Endless SHOCK』『樹海村』『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』『モルエラニの霧の中』などが封切られます。