近畿日本鉄道(近鉄)は、新型コロナウイルスの影響に伴う利用状況等を勘案し、1月30日より特急列車の運休本数を増やすと発表した。

平日は、大阪難波(大阪上本町)〜伊勢志摩間の10本、名古屋〜伊勢志摩間の10本、大阪難波〜奈良間の1本、京都〜奈良間の18本、大阪阿部野橋〜吉野間の25本の1日あたり計64本を運休する。特急全体の運休率は15%となる。また、名古屋〜賢島間の21本の運行区間を名古屋〜鳥羽間に変更する。

土休日は、既に運休しているものも含め、大阪難波〜名古屋駅間の6本、大阪難波(大阪上本町)〜伊勢志摩駅間の29本、名古屋〜伊勢志摩駅間の33本、京都〜伊勢志摩駅間の6本、大阪難波〜奈良駅間の32本、京都〜奈良駅間の59本、京都〜橿原神宮前駅間の22本、大阪阿部野橋〜吉野駅間の35本の、1日あたり計222本を運休する。特急全体の運休率は50%となる。

また、名古屋〜賢島駅間の23本を名古屋〜鳥羽駅間に、鳥羽〜名古屋駅間の1本を宇治山田〜名古屋駅間に、大阪阿部野橋〜吉野駅駅間の3本を大阪阿部野橋〜橿原神宮前駅間に運行区間を変更する。

観光特急「しまかぜ」「青の交響曲」は通常通り運転する。