パリ・サンジェルマンを退団して1ヶ月が経過し、トーマス・トゥヘル監督は今度はイギリスの首都ロンドンへと降り立った。既報通りFCチェルシーは、昨日正午に解任を発表したフランク・ランパード氏の後任として、トゥヘル監督と2022年までの契約を交わしたことを正式に発表している。

 チェルシー史上初となるドイツ人指揮官となった47才は、「我々の全員が、フランク・ランパード氏の取り組みと彼が残してくれたものへ、最大限のリスペクトをもっている」とコメント。その上で「チェルシーファミリーの一員となれたことに感謝している。素晴らしい気分だ」と喜びをみせた。

 パリ・サンジェルマンでの2年間の中で、2度のリーグ優勝と1度の国内カップ戦優勝、さらにはCL決勝進出へと導いていた同氏にとって、チアゴ・シウバとはその時以来、さらにそれ以前のドルトムント時代で指導したクリスチャン・プリシッチとも再会を果たすことになる。