ABEMA『NewsBAR橋下』にゲスト出演した慶應義塾大学特別招聘教授でドワンゴ社長の夏野剛氏が、橋下氏に政界復帰を促した。

・【映像】橋下徹×夏野剛対談

 夏野氏は「政治家、という職業に居続けることが目的になっている人も多い。自民党にも名の知れた若手議員がいるけど、なんかみんな爆発能力を感じない。やっぱりここは橋下さんにもう一度出てもらって、変えていってもらわないと。もちろん、橋下さん個人にはメリットは全く無いと思う。でも、日本のためには橋下さんに来てほしい。僕もできる限りサポートする」。

 すると橋下氏は「僕は8年間、公の仕事をやってきたが、夏野さんも公の仕事をされているし、熱量がすごい。こういう斬新なアイディアをもった経営者の方々が政治家に4年間、回転ドア方式で入るのもいいと思う。ただ、1人、2人じゃだめだし、1億、2億という報酬で呼んでこないと。シンガポールなんかもそう。小さい国だからこそ、能力のある民間の人材を選んで、呼んでこないといけない。“生産性を高めよう”と言っている政治家の能力を当選回数で量るということが非生産的な評価方法だ。夏野さんを始め、次の世代が民間から入ってくれば、4年、8年くらいでそういう環境や雰囲気も変わってくると思うが、なかなか入ってこない」と応じた。

 夏野氏は「年齢よりは何期、というところもある。やっぱり最初の4年じゃ何もできないし、3期目くらいになってきて、やっとだと思う。そう思うと、4年でリボルビングしちゃったらダメだ。もう一つ、日本には“ジェラシー・ポリティクス”の問題もある。コロナの問題を見ていても、なんてめちゃくちゃなこと言ってるんだ、という人が朝の情報番組にも昼の情報番組にも山ほど出ている。それでもどうしてウケるかと言えば、特に60歳以上の人たちの中に、自分が上手くいかないのは、実力がないのに上手くやった人がいるからだ、っていう認識が強いからだと思う。だから成功した人たちが、“あいつは悪いことをやったに違いない”的な感覚で見られるし、損するから誰もやらない。竹中平蔵さんが非難されてるのを見ると、イヤになっちゃう」と話した。

 これに橋下氏は「いま言われた理由も含めて、もう政治の世界には入らないようにしている(笑)」、夏野氏も「それは極めて正しい判断なんだけど、それでもやっぱりね、日本のためにはねぇ…」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)