ドイツ・テューリンゲン州のボド・ラメロウ首相(2020年3月4日撮影)。(c)Jens Schlueter / AFP

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【AFP=時事】ドイツ東部テューリンゲン(Thuringia)州の首相が、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相との新型コロナウイルス対応に関するオンライン会議中にモバイルゲーム「キャンディークラッシュ(Candy Crush)」で遊んでいたことが明らかになり、激しい非難を浴びている。

 極左の左派党(Die Linke)に所属するボド・ラメロウ(Bodo Ramelow)州首相は先週末、メルケル氏とのオンライン会議中にゲームをしていたことを、ボイスチャットアプリ「クラブハウス(Clubhouse)」で行われたミーティングで告白した。ラメロウ氏は、ミーティングが完全招待制で、非公開だと思っていたという。

 独メディアの報道によると、ラメロウ氏は会議が数時間に及ぶことはたびたびだとし、数独(Sudoku)で遊ぶ人もいれば、携帯電話でチェスやスクラブル(Scrabble)をやる人もいて、自分はキャンディークラッシュをプレーしていると述べた。また、メルケル氏のことを「メルケルヒェン(メルケルちゃん)」と呼んだとも報じられている。

 インターネット上やメディアの批判を受けて、ラメロウ氏は「首相の名前に指小辞を付けたことは、男性の無知からくる行為だった」と述べ、メルケル氏への侮辱を謝罪した。

 独政府のシュテフェン・ザイベルト(Steffen Seibert)報道官は25日の会見で、「(ラメロウ氏の)告白自体が雄弁に物語っており、これ以上のコメントは不要だ」と述べた。

 社会民主党(SPD)所属のテューリンゲン州内相、ゲオルク・マイアー(Georg Maier)氏は独新聞社グループ「RND」に対し、ラメロウ氏は「素行を見直すべきだ」と述べた。

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