MSCクルーズは1月20日、MSCグランディオーサの運航を1月24日より再開すると発表した。

イタリア政府による法令と衛生対策に基づいて運航するもので、イタリア・ジェノヴァを毎週日曜に出港し、チビタベッキア、ナポリ、パレルモ、バレッタをめぐる西地中海クルーズを展開する。各港からの乗船もできる。

MSCグランディオーサは、2019年10月に就航した、全長331メートル、全幅43メートル、総トン数181,000トンの大型クルーズ船。ブティックやレストランが立ち並ぶ101メートルに及ぶプロムナード、屋外プール、スパ、シアター、ナイトクラブ、ボーリング場などを擁する。

2020年夏に、イタリア政府とともに衛生対策を作成、マルタやギリシャ当局にも承認され、すでに2隻がイタリア発着のクルーズを再開している。クリスマスや年末年始などには、国内の移動制限に伴い、運休していた。

乗客に対しては、乗船前と乗船中に新型コロナウイルスの抗原検査を実施するほか、乗船中はマスクの着用を義務付ける。全乗組員には、毎週抗原検査を実施する。