悪天候で騎手は泥だらけに(写真はイメージ)

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英ニューベリー競馬場でのレースの様子が話題に

 英国の競馬で騎手も馬も泥だらけになるレースが話題を呼んでいる。まるで嵐の中で田んぼの中を走ったかのようなレースの様子を英紙がレポート。「レースは大混乱になった」などと驚きを伝えている。

 前が見えるのだろうか。騎手の顔は、跳ねてきた泥で真っ黒だ。ゴーグルをしていても、すぐに視界が奪われてしまいそうだ。ヘルメットも、勝負服もどろっどろ。馬も顔に泥を浴びているが、それでも懸命に走っているようだ。

 これは20日に英ニューベリー競馬場でのレースの様子だ。英紙「ザ・サン」は「『クリストフ』によって、騎手が目に泥が入る残酷な世界で戦うアメージングな写真たち」と題して、嵐の中で行われたいくつかのレース中の写真を公開。そしてこう続けている。

「ほとんどのファンなら寒く、そして雨の日の乗馬は難しいと思うだろう。写真では彼らの顔が泥で覆われ、目に入っていることも分かる」と紹介。さらに「国全体に降っていた雨と嵐『クリストフ』の影響により、レースは大混乱になった」としている。

 嵐によって壮絶な“不良馬場”の中で行われたレース。そんな中で戦い抜く、人馬の姿が脚光を浴びている。(THE ANSWER編集部)