土曜日に行われたVfLヴォルフスブルク戦では、試合終盤となる74分から投入されていた、ユリアン・バウムガルトリンガー。しかしながらそれから5分も立たないうちに、対人戦へと臨んだ際に相手選手の足を踏んで膝をひねり、そのまま交代を余儀なくされていた。

 そしてその翌日となった日曜午後に、レヴァークーゼンでは「膝に重傷を負った疑いがもたれている」ことを発表。具体的な情報については特に明かされておらず、今はミュンヘンの膝の専門医の下を訪れ検査を受けているところ。ただ十字靭帯を断裂した恐れもあるようだ。

 もしもそれが確認されれば今夏に控えるユーロへの参加も見送られる恐れがあるのだが、仮に断裂を免れていたとしても靭帯に損傷を抱えた場合には長期離脱は避けられないことだろう。今回の負傷はユーロのみならず、レヴァークーゼンとの契約最終年度にあるベテランMFにとって、あまりにも辛いものとなりそうだ。