ソフトバンクは1月22日、基地局の増設工事のため、新たな施工法を開発したと発表しました。大幅な工期短縮により、5Gエリアの拡大が加速することが期待されます。

新たな施工法で工期短縮

ソフトバンクは素材関連企業のNEXTWAYと共同で、基地局向けの新たな施工法を世界で初めて開発したと発表しました。
 
アンテナ等の支持柱の内部に「ポリマテリアル」という複合素材を充塡する施工法で、既存の4G基地局を増強し5G向けアンテナを迅速に設置することが可能になります。
 
今まで、4G基地局に5G向けアンテナを増設する際には、既存のアンテナを撤去し、支持柱を交換するなどの工程が必要で、工期は平均6日間かかっていました。
 
新開発の施工法では既存の支持柱を強化するため、アンテナ撤去が不要となり工程が大幅に短縮された結果、わずか2時間で5G向けアンテナの設置が可能です。

ソフトバンクは5Gエリア拡大に注力

iPhone12シリーズ等、5G対応のスマートフォンが続々と登場する一方で、国内携帯電話各社が提供する5G通信は限定されたエリアでのみ利用可能となっており、5Gエリアの拡大が急務となっています。
 
また、5Gに関連し、楽天モバイルに転職した元ソフトバンク社員が技術情報を不正に持ち出した容疑で逮捕される事件が発生しました。
 
ソフトバンクは2020年11月、5G通信エリア拡大に向けて2030年度末までに2.2兆円規模の投資を行う計画を発表し、基地局の整備に注力しています。
 
新開発の施工法により、ソフトバンクの5Gエリア拡大が加速し、多くのユーザーが5G通信を利用可能になることが期待されます。
 
 
Source:ソフトバンク
(seng)