米首都ワシントンで記者会見するナンシー・ペロシ下院議長(2021年1月21日撮影、資料写真)。(c)Justin Sullivan/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】ナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)米下院議長(民主党)は22日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に対する弾劾訴追決議(起訴状に相当)を25日に上院へ送付すると発表した。上院ではその後間もなく弾劾裁判が始まる見通し。

 下院は、政権交代を1週間後に控えた今月13日、弾劾訴追決議案を可決。トランプ氏は、2度にわたり弾劾訴追された史上初の米大統領となった。

 上院への決議送付は、弾劾裁判の開始に必要な手続き。ペロシ氏はこれまで送付の時期について明言を避けてきたが、22日の発表で25日の送付を明言。下院から9人の弾劾管理人(検察官に相当)を任命したことを明らかにした。

 民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務も22日、議会での発言でペロシ氏から決議送付の意向を伝達されたと説明。「上院で裁判が開かれ、(トランプ前)大統領を有罪とするかどうかの採決が行われる」と表明した。

 トランプ氏は今月6日に首都ワシントンで行った演説が「反乱の扇動」に当たるとして弾劾訴追された。トランプ氏の支持者らは演説後、連邦議会議事堂に乱入。これにより議員らやマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領(当時)の身が危険にさらされ、警察官1人を含む5人が死亡した。

【翻訳編集】AFPBB News

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