男子テニスの国別対抗戦ATPカップ準々決勝、セルビア対カナダ。リターンを打つセルビアのノバク・ジョコビッチ(2020年1月10日撮影、資料写真)。(c)William WEST / AFP

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【AFP=時事】来月にオーストラリアで開催される男子テニスの国別団体戦、ATPカップ(ATP Cup 2021)の組み合わせ抽選会が22日に行われ、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)を擁する前回王者セルビアは、ドイツやカナダと同じ厳しいグループに入った。

 国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)の競合として昨年に新設されたATPカップだが、今年は出場チーム数が12か国に減らされることになった。さらに複数都市で開催された昨年とは異なり、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)の前哨戦として豪メルボルンのみで行われる。

 同地で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する規制が課された影響で、日程が延期され2月1日から5日にかけて行われる今大会は、パンデミック(世界的な大流行)によって予算が削減されたことを考慮し、賞金総額も半額の750万ドル(約7億8000万円)となった。

 抽選会のコメンテーターを務めたマーク・ペッチー(Mark Petchey)氏は、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)を中心とするドイツ、デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)とミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)がいるカナダと同組になったセルビアにとっては難しい抽選結果になったと述べた。

 ペッチー氏は「セルビア、ドイツ、カナダが同居する、最初に決まったグループは本当に厳しい」とコメントした。

 ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)を中心とするグループBのスペインは、開催国としてワイルドカード(主催者推薦)での出場となったオーストラリア、そしてギリシャと対戦することになった。

 また、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)シングルスを制したドミニク・ティエム(Dominic Thiem)を擁するオーストリアは、イタリアやフランスと同じグループCに、ロシアはアルゼンチンや日本と同じグループDに入った。

 ジョコビッチは昨年のATPカップを全豪オープンに向けた前哨戦としてうまく利用し、決勝でスペインを下してセルビアを優勝に導くと、メルボルンパーク(Melbourne Park)での四大大会(グランドスラム)初戦でも自身8度目、グランドスラム通算17度目の優勝を果たした。

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