総合格闘技大会「UFC」の元2階級覇者コナー・マクレガー(2019年10月24日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP

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【AFP=時事】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の元2階級覇者コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)は21日、「UFC257」のメインイベントとして23日に行われるダスティン・ポワリエ(Dustin Poirier、米国)とのライト級ファイトで、「名人級のパフォーマンス」を見せつけると誓った。

 試合会場となるアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビのエティハド・アリーナ(Etihad Arena)からライブ配信された試合前の記者会見で、マクレガーは「これまで見た中で、これは史上最高の一戦になるのは間違いない」とすると、「世界にその全容を見せつけてやる」と自信を示した。

 競技生活を離れていた12か月間にもスポットライトが遠ざかることがなかったマクレガーは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)から総合格闘技(MMA)の選手を守るために昨年7月につくられた「ファイトアイランド」内の、衛生安全が保たれた「ハブ」で復帰戦に臨むことになっている。

 これまでの記者会見ではトラッシュトークや騒動が起きていたが、32歳のマクレガーは今回は比較的冷静に、対戦相手に敬意を払いながら1ラウンドでの決着を予告すると、将来この試合が過去の偉大な名勝負と並んで記憶に残ることを望んでいると明かした。

 マクレガーは「ファイトマネーやベルト、あらゆるものが手に入っては去っていく」とすると、「何が生き続けるかって? 『ハイライト』だ。ロイ・ジョーンズJr(Roy Jones Jr)やマイク・タイソン(Mike Tyson)、それにモハメド・アリ(Muhammad Ali)のハイライトを見てるだろう。俺は自分のハイライト映像を映画のようにしたいんだ」と語った。

 通算成績22勝4敗を記録しているマクレガーは、昨年1月18日に米ラスベガス(Las Vegas)で行われた「UFC246」が最後の試合となっている。このときはドナルド・セローニ(Donald Cerrone、米国)に40秒TKO勝ちを収め、3階級(フェザー級、ライト級、ウエルター級)でKO勝ちした史上2人目のUFCファイターとなった。

 この一戦がここ4年間でわずか2度目だったものの、その爆発的であらゆる手を尽くしたパフォーマンスによって競技のトップに上り詰めたマクレガーは、「自分にはあらゆる武器がある」とすると、「その全部の調子を整えている。今は最高の状態にあり、試合に出てそれを示し、実力を見せつけ、そして世界中の全てのファンに素晴らしいパフォーマンスを披露するのを楽しみにしている」と語った。

 一方、32歳のポワリエ(通算戦績26勝6敗)は、2014年のフェザー級ファイトでマクレガーと対戦して1ラウンドKO負けを喫している。しかし、2018年からの通算成績は4勝1敗で、2019年のハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov、ロシア)戦でサブミッション(ギブアップ)負けに終わったのが唯一の黒星となっている。

 両者の戦いはほぼスタンディング(立ち技)での真っ向勝負になると予想されており、マクレガーは「ここでは、すぐにでも実力を発揮できる状態」とすると、「名人級のパフォーマンスを見せつけてやる」と意気込んだ。

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