交流サイト(SNS)大手の米ツイッターのロゴ(2020年8月10日撮影)。(c)Olivier DOULIERY / AFP

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【AFP=時事】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は21日、在米中国大使館が新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の女性の精神が「解放」され、もはや「子どもを産む機械」ではなくなったとツイートしたことを受けて、同在大使館のアカウントを凍結したと明らかにした。

 ツイッターの広報担当者はAFPに対し、問題のツイートは「人間性を否定する投稿を禁止する当社のポリシーに違反している」ため、今回の措置に踏み切ったと明らかにした。

 大使館のアカウントは、問題のツイートが削除されるまで一時的に凍結されるという。

 在米中国大使館は1月7日、「過激主義を根絶する過程」でウイグル人女性の精神が解放され、男女平等とリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康と権利)が促進され、「もはや子どもを産む機械ではなくなった」とツイートした。

 ツイートには、国営紙中国日報(China Daily)の、「過激主義の根絶によって、(子どもを持つかどうかに関する)新疆の女性の主体性が高まった」と主張する記事へのリンクが張られていた。インターネット上で批判の声が噴出し、閲覧が制限されていた。

 中国外務省は21日、新疆問題に関して言えば、中国は「醜悪な偽情報」の「主要な被害者」だと主張。ツイッターの措置は理解できないと述べた。

 同省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は、「ツイッターが客観性と公平性の原則を守り(中略)審査を強化し、本物の偽情報を排除することを望む」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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