コナー・マクレガー【写真:Getty Images】

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復帰間近のマクレガー、6年前の秒殺KOに再脚光

 米最大の総合格闘技「UFC」のスター、コナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、「UFC257」で元ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)との復帰戦に臨む。1年ぶりの復帰戦を直前に控え、UFCは過去の“13秒KO”に再脚光。カウンター左フック一撃で相手をキャンバスに沈め、パウンドで仕留める秒殺劇を動画で公開するや、米ファンには再び戦慄が走っている。

 瞬きする暇もなかった。2015年の12月、UFCフェザー級王者ジョゼ・アルド(ブラジル)との統一戦だ。当時27歳で暫定王者だったマクレガー、ゴングの前からにやにやと不敵な笑みを浮かべている。そして、いきなりエンジン全開だ。オクタゴンの中央で距離を測りながら、狙っていた。

 アルドの右ストレートを右手でガードすると、がら空きになった顎にカウンターの左フックを叩き込む。棒立ちで前のめりにキャンバスに倒れるアルド。マクレガーが追い打ちをかけたところで、レフェリーが試合をストップした。

 わずか13秒で終わらせたマクレガーは金網に上がって強く勝利をアピールした。UFCは公式インスタグラムで「実況席も震撼させたコナーの最も象徴的なKO」と添えて動画を公開。改めてマクレガーの強さを目の当たりにした米ファンは戦慄を覚えたようだ。

「死んじゃうよ」
「MMA史上最高のKO」
「信じられない!」
「昨日のことのようだ」
「アメージングなパフォーマンスだった」
「コナーは危険な男だ」
「早すぎるだろ」
「マクレガーの次戦が待ちきれない」

 この勝利で王座を統一したマクレガー。さらなるスーパースターへの道を駆け上がるきっかけとなった。(THE ANSWER編集部)