新型コロナウイルスの影響でマスクが必須になると同時に「マスク美人」「マスクイケメン」が目に留まるようになった。はっきりした目元で髪型や体型がスマートな人に当てはまりがちだが、意外にしんどい思いをしている人も多いようだ。

ガールズちゃんねるに1月下旬、「マスク美人が辛い人」というトピックを立てた女性もその一人。家族も納得するほど、マスクをすると"綺麗に見える"というトピ主は、

「目元がはっきりしてるので、マスクしてると綺麗ですねと言われます。鼻は団子、人中長め、口がかなり大きいです」
「先日初めて行った美容室で北川景子に似てると言われました」

とこれまでのエピソードを明かしている。(文:okei)

「自分でもガッカリする」「マスク外した時にハッとされるのが辛い」


"人中"とは、鼻と口の間にある縦の溝のことで、つまり鼻の下が長い顔立ちだ。「コロナ禍前には似てるなんて言われた事ない」という言葉には、失礼ながら納得してしまう。マスク着用必須なので取るわけにいかず、コロナ収束後はその美容室にも行けない、「ガッカリされると凹みます」と思いつめていた。

トピックには共感や励ましなど、さまざまなコメントが入っている。

「一緒。いかに口周りが大事かわかるよねー。私のマスク姿しか見たことない人、落ち込むやろなー」
「マスク外した時にハッとされるのが辛い」
「マスクに慣れすぎてマスク取ると あれ?こんな顔だっけ?と自分でガッカリする」

などのほか、鼻が低く歯が出ているため「あだ名は"げっ歯類"、マスクしてると堀北真希に似てると言われます」という目元美人も。「可愛い新採」と言われるが、「実際は違うから辛いです。社内でマスク外して歩く訳にもいかないしですし」と嘆く新入社員もいた。昨年春から「周囲がみんな初対面」という人にありがちな悩みだろう。

「マスクで若く見られるらしく、外したときの男性のあの落胆した顔……どんだけ若くて綺麗な子を期待してんだよ、アラフィフのおばばんに」

などと「若作りなどしていないのに無駄に傷付くことが増えた」という苦悩に共感する人も多い。アラフォーなのに20代と間違われ、街でよく男性に声をかけられるようになったという人は、その都度心の中で「すまねえ、オラはアラフォーだ」と謝るそうだ。

美人からの「見られないのも結構ラクだね」で感じる女性たちの苦労

一方、どうやっても美人と評価されない人たちからは、励ましや羨む声さえ挙がっている。

「いいよ!しばらくはマスク生活だし、私なんてマスクしててもブスだぜ?」
「マスクしても美人と言われないので羨ましいです。顔の上半身は美人ということですよね?いいな……」

目元だけでも美人ならいい、全体の雰囲気に美女要素があるんですよ、とフォローする人も散見された。確かに筆者もマスクをしたからとて美人扱いされたことはなく、目元だけでも褒められる部分があることは長所のようにも思える。しかし、"顔半分隠れていれば美人"は、褒めているようでまったく褒めていない。むしろ褒められるほど「本当の自分」とのギャップが辛くなってしまうだろう。

トピックには逆に、「早くマスク外して生活したい!」という美人の皆さんからの声もちらほら。「以前は街を歩いたり店に入れば視線集中!て感じだったけど、今も視線浴びるけど前ほどじゃない。早く隠さず歩きたい」と堂々と美人視点を明かしていた。ただ、

「でも結構ラクだね見られないのって。外出の度に気を遣わなくていいし」

とも明かしており、良くも悪くも「見た目の評価」を意識せざるを得ない女性たちの苦労がうかがえる。マスク美人は、本人は「気にしない」以外の対策はあまり無さそうだが、周囲は勝手な評価をしないよう、気を付けるに越したことはない。