水球女子、東京五輪世界最終予選、グループA第1節、フランス対イタリア。試合に臨む選手(2021年1月19日撮影)。(c)MIGUEL MEDINA / AFP

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【AFP=時事】東京五輪の開幕が半年後に迫る中、水球女子の世界最終予選が今週からイタリア北東部のトリエステ(Trieste)で始まり、新型コロナウイルスによる中断から約1年ぶりに同競技の国際大会が再開された。

 大会は無観客で行われており、プールの外ではソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の措置が取られ、マスク着用も義務化されている。

 ギリシャのクリスティーナ・ツォウカラ(Christina Tsoukala)は、「試合後に相手と拳を突き合わせることすらできず、誰とも会わないなんて変な感じ。けれどそういうもの。当たり前になっている」とAFPにコメントした。

 東京五輪の水球女子はすでにオーストラリア、カナダ、中国、南アフリカ、スペイン、ロシア、米国、日本が出場権を確保している。

 当初昨年5月に行われるはずだった最終予選では8か国が最後の2枠を懸けて争っており、2016年に行われたリオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得したイタリアや、ハンガリー、オランダ、ギリシャが出場権獲得の本命となっている。

 イタリアのロベルタ・ビアンコーニ(Roberta Bianconi)は、東京五輪のさらなる延期や中止は想像できないと話し、「そうなったら大打撃になるが、そのときは全体的な状況が本当に厳しいということだろう」と語った。

 また、ハンガリーのアッティラ・ビロ(Attila Biro)監督は「東京ではもちろん観客にいてほしいが、たとえ無観客でも開催しなければならないと思う」と述べた。

 その一方で監督は、無観客の開催でも日本に向かう人はワクチンを接種する必要があると考えており、ビアンコーニも「もし出場権を獲得したなら、それ(ワクチン接種)が落ち着いて五輪に出るための唯一の解決策であるのは間違いない」と話している。

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