米連邦議会議事堂で行われた大統領就任式で演説するジョー・バイデン新大統領(中央、2021年1月20日撮影)。(c)Patrick Semansky / POOL / AFP

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【AFP=時事】20日に行われたジョー・バイデン(Joe Biden)米新大統領の就任式に、台湾の駐米大使に相当する駐米台北経済文化代表処の蕭美琴(Hsiao Bi-khim)代表が正式に招待され、出席した。台湾政府は21日、米中国交正常化により1979年に米台が断交して以来初の正式招待で、今後の先例になるとの見方を示した。

 蕭代表は、就任式会場で撮影した自身の動画をインターネットに投稿。「台湾の人々と政府を代表して、バイデン大統領と(カマラ)ハリス(Kamala Harris)副大統領の就任式に出席することを光栄に思う」と語り、「民主主義はわれわれの共通言語であり、自由はわれわれの共通目標だ」と続けた。

 台湾外交部は、台湾の駐米代表が米大統領就任式の実行委員会から「正式な招待を受けた」のは数十年ぶりだと発表。与党・民主進歩党(DPP)は「42年ぶりの新たな進展」だと評価した。

 蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は、バイデン大統領の就任宣誓後にツイッター(Twitter)を更新し、「より良い方向を目指すための国際的な力として、共に取り組んでいく準備はできている」とバイデン氏に呼び掛けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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