女子テニスの王曦雨(2020年2月28日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP

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【AFP=時事】中国テニス協会(CTA)は、新型コロナウイルスの検査で陽性だった同国の選手が全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)に出場できなくなったことを受け、海外に遠征する自国の選手にくぎを刺している。

 中国勢では、全米オープン(US Open Tennis Championships)の元ジュニア女王で世界118位の王曦雨(Xiyu Wang、ワン・シーユー)が、全豪オープンにワイルドカード(主催者推薦)で出場する予定だったが、オーストラリアへの出発前にアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで受けた検査で陽性となり、大会に出られなくなった。

 これを受け、CTAは海外にいる自国の選手に「試合が終わり次第すぐに帰国し、海外での滞在を避ける」よう求めた。現時点では国内にいながら、海外へ移動する予定の選手に対しては、入念に調べてリスクを判断した上で慎重な選択をし、「なるべく海外での試合には行かないよう」訴えている。

 中国では、前回大会でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破った世界34位の王薔(Qiang Wang、ワン・チャン)が今年の全豪オープンの出場を予定している数少ない選手となっている。

 一方、四大大会(グランドスラム)の今季初戦が行われるオーストラリアでは現在、現地入りしたチャーター機で陽性者が見つかり、少なくとも72人の選手が完全な隔離下に置かれているほか、選手数人が陽性になるなど、新型ウイルスが大会準備に混乱をきたしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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