ブータンのインド国境沿いの地区で、保健省が用意した手指消毒剤を受け取るために並ぶ住民たち。ブータン首相府提供(2020年3月7日撮影、公開)。(c)AFP PHOTO / Bhutan's Prime Minister Office

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【AFP=時事】ブータンに20日、インドから寄付された15万回分の新型コロナウイルスワクチンが到着した。だが同国は、「不吉な月」が終わる3月13日まで接種を行わない予定だ。

 首相府はワクチン到着前の18日夜、「ワクチンが必要数そろったら、全国民の接種を(中略)1週間で終わらせる予定だ」と発表した。

「全国的なワクチン接種は、吉日に始めることが重要」であり、国の仏教委員会ジュン・ダツァン(Zhung Dratshang)に相談したところ、2月14日から3月13日は「不吉な月」に当たることが分かったと説明している。

 伝統を重んじる敬虔(けいけん)な仏教国のブータンでは、占星術を信じる国民が多く、今回の発表に対し批判の声はほとんど上がらなかった。ブータンは幸せな国ランキングでしばしば上位に入っている。

 政府によると、全人口約75万人から18歳未満と妊娠・授乳中の女性を除いた約53万3000人が接種を受けるという。

 同国では先週、初の新型ウイルスによる死者が確認された。政府は先月、感染者急増を受け、厳格なロックダウン(都市封鎖)を実施した。また、昨年3月以来、外国人観光客の入国を認めていない。

【翻訳編集】AFPBB News

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