海外大手メディアReutersは1月20日、韓国LG電子がスマートフォン等のモバイル事業からの撤退を含めて「全ての選択肢を検討中」と表明したと報じました。

携帯電話事業が低迷

Reutersによると、スマートフォン市場の競争激化等により、LGのモバイル事業は5年連続で赤字に陥っており、赤字額累計は約5兆ウォン(約4,700億円)に達しています。
 
LGはスマートフォン市場における競争が激しくなっていることに触れ「将来の競争を踏まえ、モバイル事業について決断をすべき地点に至った」とコメントし、モバイル事業からの撤退を含めて検討していることを示唆しました。
 
なお、LGのモバイル事業については「売却を否定した」と今月報じられていました
 
2013年にはスマートフォン市場で世界第3位だったLGですが、近年では中国勢との激しい競争により、世界第7位にも入っていないと言われています。

株式市場は好感、雇用は維持か

LGの声明を受け、韓国株式市場ではLGの株価が約12%上昇しており、市場からは好感をもって迎えられた模様です。
 
なお、LGのクウォン最高経営責任者は、従業員の解雇等は行わず雇用を維持する意向を示しました。
 
LGは、事業転換等を通じて採算性が高い事業に経営資源を集中していると推察され、1月20日にはLG DisplayがiPhone用液晶ディスプレイの生産を停止し、生産ラインを自動車向けに転換したと報じられています。
 
 
Source:Reuters
(seng)