カルロス・ゴーン被告が日本から出国する際に隠れたとされる箱。トルコ・イスタンブール警察提供(2020年1月8日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Istanbul Police Department

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【AFP=時事】日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が日本から逃亡した事件で、トルコ・イスタンブールの裁判所は20日、同被告が「大型の楽器箱」に入ってレバノン入りするのを手助けしたとして起訴されたトルコ人7人の審理を再開した。

 フランス、レバノン、ブラジルの国籍を持ち、かつてはビジネス界の世界的スターと目されたゴーン被告。日本で会社法違反などの罪に問われ保釈中だった2019年12月、日本から逃亡した。今回の裁判では、その逃亡劇の詳細の解明が期待されている。

 公判では、トルコのプライベートジェット運営会社のMNGジェット(MNG Jet)の従業員1人と操縦士ら4人が「違法に移民を密航させた」罪に問われており、8年以下の禁錮刑に処される可能性がある。昨年7月に行われた公判で、被告らは保釈が認められたものの、トルコからの出国を禁じられていた。

 また、客室乗務員2人にも、犯罪を通報しなかった罪で1年以下の禁錮刑が科され得る。7被告は全員、無罪を主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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