コロナ禍で活躍しているリーアム・ニーソン
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 先週末(1月15日〜1月17日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、リーアム・ニーソン主演のアクション映画『ザ・マークスマン(原題) / The Marksman』が興行収入310万4,204ドル(約3億2,594万円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)

 『96時間』シリーズなど近年アクションスターとしての活躍も目覚ましいリーアムが、本作で演じたのはアリゾナの牧場主で元海兵隊員でもあるジム・ハンソン。メキシコの麻薬カルテルに追われている少年を、ひょんなことから救うことになる。メガホンを取ったのは、クリント・イーストウッド監督の長年のコラボレイターとして知られる、プロデューサーのロバート・ロレンツだ。

 調査会社のPostTrakによると、『ザ・マークスマン(原題)』は南部で多く観られ、年配の観客が多かったのだという。配給のオープン・ロード・フィルムズは、昨年10月にもリーアム主演のアクション映画『オネスト・シーフ(原題) / Honest Thief』を公開し、コロナ禍で2週連続の首位を獲得していた。ちなみに同作でリーアムが演じたのは、汚職FBIに裏切られて反撃に打って出る、元銀行強盗のトム・カーターだ。

 公開から3週連続で首位だったDC映画『ワンダーウーマン 1984』は、興収260万ドル(約2億7,300万円)で2位にワンランクダウン。累計興収は3,580万ドル(約37億5,900万円)となっている。(編集部・市川遥)

1月15日〜1月17日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ザ・マークスマン(原題) / The Marksman』
2(1)『ワンダーウーマン 1984』
3(2)『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』
4(3)『この茫漠たる荒野で』
5(4)『モンスターハンター』
6(5)『ファタール(原題) / Fatale』
7(6)『プロミシング・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
8(初・再上映)『ラマになった王様』
9(8)『ザ・ウォー・ウィズ・グランパ(原題) / The War with Grandpa』
10(7)『ピノキオ(原題) / Pinocchio』