夏にバッと増えそうです!

新機材への更新も進める

 JAL(日本航空)グループは2021年1月19日(火)、2021年度の国内線基本便数計画を決定。「新型コロナウイルス感染症の影響などにより需要動向が変動した場合には、供給調整を行う」としているものの、その方針としては次のような事項が盛り込まれています。


JALのエアバスA350-900型機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 大きく変わるのは、いわゆる地方路線です。2021年3月28日(日)搭乗分より、グループ内のJTA(日本トランスオーシャン航空)が運航する沖縄離島路線、羽田〜宮古線、石垣線久米島線の計3路線で、便名を現行の「NU」から「JL」に変更。これにより、「お客さまや貨物の需要動向に適合した機材大型化が可能となる」といいます。

 また年度内に、JTAの季節運航便として、夏季期間を中心に関西、中部〜宮古線と中部〜石垣線を新たに設定。同グループでおもに北海道内を結ぶHAC(北海道エアシステム)でも丘珠〜奥尻線を開設します。

 使用する飛行機についても更新を進めます。JALではエアバスA350-900型機の導入をさらに進めるほか、HACでは2021年度中にATR42-600型機への機材更新を完了します。「高い快適性と省燃費かつ低騒音という環境性能を兼ね備えた新型機への更新を計画的に進める」とのことです。