バングラデシュ・ウキヤにあるロヒンギャ難民キャンプ(2020年12月4日撮影、資料写真)。(c)AFP

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【AFP=時事】バングラデシュにあるロヒンギャ(Rohingya)難民キャンプで、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が運営する学校4校が火災で全焼したことが19日、関係者の話で分かった。ユニセフは放火とみている。

 火災発生当時、学校は無人で、容疑者は不明。しかし、ミャンマーからの避難を余儀なくされたロヒンギャ約100万人が暮らすキャンプの治安は、ここ数か月悪化していた。

 ユニセフはツイッター(Twitter)で、放火による火災との見方を示し、「被害状況の評価と学習施設の再建を急ぐため、提携先と協力している」と説明した。

 ユニセフは、ミャンマー国境に近いバングラデシュ南東部コックスバザール(Cox's Bazar)にある34の難民キャンプで約2500の学習施設を運営。新型コロナウイルスの流行前には、ロヒンギャ難民の子ども約24万人がこうした施設で勉強していた。

 援助活動家らによると、同ウイルス対策で施設は数か月間閉鎖されていたが、来月から再開される予定だったという。

 イスラム系少数民族であるロヒンギャは概して保守的で、女子教育に反対する人も多い。

【翻訳編集】AFPBB News

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