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 東海道新幹線を無賃乗車したとして、愛知県在住の男2人が鉄道営業法違反容疑で書類送検されたことが判明。その行動と動機に驚きが広がっている。

 書類送検されたのは、名古屋市中区の自称・アルバイト(24)と、一宮市の会社員(30)。地下アイドルのファン仲間だった2人は2020年9月、ライブ帰りのアルバイトが品川駅で入場券を購入し名古屋に帰り、名古屋駅で待つ会社員と落ち合う。

 この会社員は名古屋駅で入場券を購入しており、アルバイトへ手渡す。そして何食わぬ顔で外に出ることで、無賃乗車していたのだ。その後、アルバイトは会社員に数千円の謝礼を渡していた。

 警察の取り調べに対し、アルバイトの男は「数年前から無賃乗車と番人役を10回以上やった」と供述。会社員の男も「小遣い稼ぎだった」と話し、容疑を認めているという。東海道新幹線という日本の中枢を担う鉄道で、無賃乗車をしていたとは驚きだ。

 この犯罪に、「JR東海からえげつない金額の請求が来ると思う。代償は大きいよ」「見せしめのためにも何百万単位の損害賠償を請求するべきだ」「今後JR東海のブラックリストに載って、新幹線を利用できない可能性もある。代償は大きいよ」と憤りの声が上がる。

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 また、「入場券を廃止してはどうか」「入場券がキセルの温床になっている」という指摘も。これには「廃止されては困る」「見送りが出来ないし、入場券は廃止してほしくない」と反論も上がる。
 
 そして、「最近でも自動改札をダッシュで抜ける人を見かける」「2017年にもHKTのファンが同様の手口で新幹線を無賃乗車して逮捕されている。全く抑止されていないということ」「鉄道会社って性善説を取っているのかな」「車内改札がなくなって、新幹線のトラブルが増えた気がする」という意見もあった。

 地下アイドルのライブを見るため、無賃乗車を繰り返していたと思われる男。その代償はかなり大きなものになりそうだ。