ミドリムシ+使用済み食用油で走ります。

「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用


「ユーグレナバイオディーゼル燃料」給油の様子(画像:ユーグレナ)。

 ジェイアール四国バスが運行する路線バスで、2021年1月18日(月)からユーグレナ社のバイオディーゼル燃料の使用が始まりました。四国地方での同燃料の使用は、JR四国バスとユーグレナ社によると初めてといいます。

 対象路線は、高知県内の土佐山田駅と美良布(アンパンマンミュージアム)を結ぶ大栃線です。

 ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)と使用済み食用油を原料としており、バス自体の内燃機関を変更することなく使用できます。

 バイオ燃料は、燃料の燃焼段階で二酸化炭素(CO2)を排出しますが、原料のユーグレナは成長過程で光合成によってCO2を吸収することから、両社は、燃料を使用した際のCO2排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルを実現するといいます。