唇の皮むけにはどう対処する?簡単に実践できる「リップパック」方法

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唇はとてもデリケートで乾燥しやすい部位です。唇がガサガサで皮が剥けていると、リップメイクが美しく映えるのが難しくなってしまいます。
乾燥によって唇が荒れている時に行いたい、自宅で簡単に行える「リップパック」方法をご紹介します。

唇は外的刺激のストレスを受けやすい!
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最近気づくと唇がガサガサになり、皮が剥けているといったことはありませんか。乾燥肌ではない人も、冬になると唇の荒れや皮むけに悩まされているケースが多いのではないでしょうか。

唇には皮脂腺や汗腺がないため、うるおいをキープするための皮脂膜を作ることができず、他の部位に比べて、とてもデリケートで乾燥しやすいのです。

荒れている唇に口紅を塗ってしまうとさらなる悪化を招きかねないため、まずは正しいケアでガサガサになってしまった唇を改善させましょう。

唇の荒れはどのように起こる?唇が荒れてしまう原因

唇が皮むけしてしまう原因は乾燥だけではありません。唇の荒れにつながってしまう要因3つをご紹介します。

マスクによる摩擦

マスクの着用が日常となっているこのご時世、マスクによる摩擦が、唇のみならずお肌への刺激となってしまうことがあります。マスク着用期間は唇のパックやリップクリームなど、ケアを行うようにしましょう。

食生活の乱れ

唇やお肌を健康的に美しく保つためには、栄養素をバランスよく摂取することは欠かせません。特にビタミンB2は粘膜や皮膚を健康的にサポートする働きがあります。

口紅が合っていない

リップメイクをしないと唇がくすんでみえてしまったり、顔全体に暗い印象を与えてしまうことがあるため、口紅が欠かせないといった人も多いでしょう。

顔色をパッと明るく見せてくれるリップメイクですが、成分によってはデリケートな唇への刺激になってしまうことがあります。

唇がデリケートになっている際には、タール系色素や界面活性剤といった成分がフリーな商品や、できるだけ唇に負担をかけずに落とすために、お湯でオフできる商品を選ぶのがおすすめです。

唇が荒れている時に避けたい!NG行動とは?
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唇の皮むけがなかなか治らないのは、実はいつも行っている癖や行動が原因かもしれません。唇の皮むけを改善するために避けたいNG行動をチェックしてみましょう。

唇をなめるのは逆効果

唇がカサカサしているとつい唇をなめてしまう、といった癖はありませんか。唇をなめると一時的に潤ったようにも感じますが、むしろ乾燥を助長してしまうと言われているため避けるようにしましょう。

無理に引っ張らない

乾燥による唇の皮むけは、唇の角層の表面だけが剥けていることが多いです。唇のターンオーバーは肌より早く、角層は約1週間前後で生まれ変わると言われています。

そのため、放置していても唇は1週間程度で回復しますが、無理に引っ張ったりした場合は奥まで剥けてしまい、さらに治りが遅くなってしまいます。

皮が中途半端に剥けていて気になっても無理に引っ張らず、治るまでできるだけ触らないようにしましょう。

荒れている時はティントリップは避ける

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唇が荒れている時に上から口紅やリップを塗ってしまうと、さらに唇への負担となり、荒れがなかなか治らなくなってしまいます。

特にティントリップには染料を主体として配合されているケースが多く、そのぶん色落ちしづらくなっています。そのため、クレンジングの際に落としにくく、デリケートになっている唇への負担となってしまう可能性があるということです。

落ちにくいリップはとても便利ですが、唇の荒れがある際には、ティントを含めリップメイクはできるだけお休みしましょう。

簡単に実践できるリップパック方法

乾燥による唇の皮むけを早く治すために、簡単に実践できるリップパック方法をご紹介します。ワセリン、サランラップの2点だけで簡単に実践できます。

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唇にワセリンをたっぷり塗りましょう。ラップを唇の形に合わせて、四角に切りましょう。ラップの真ん中に軽く切込みを入れて、呼吸ができる形にします。唇にラップを乗せて、3分間放置しましょう。ラップで密閉することにより、潤いを逃がすことなく唇を集中的に保湿することができます。3分程経過したらラップを剥がして終わりです。
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ワセリンは通常のリップクリームより密閉力、保水力に優れています。ワセリンは人工的な膜を形成し、水分を逃がしません。低刺激で高保湿なワセリンは、デリケートで乾燥しやすい唇をパックすることに適しています。

マスク生活の今こそリップケアのタイミング!

マスク生活で口元が隠されている時間が多い今こそ、リップケアのベストタイミングとも言えるでしょう。マスク生活の今、リップパックで保湿ケアを行ったり、唇がデリケートになっている人はリップメイクをしばらくお休みして、自分に合った低刺激処方の口紅を探すのも良いですね。

マスク生活の間に、口紅が美しく映える、ぷるぷるの唇を手に入れましょう。